塾長コラム

塾長コラム 57「第114回歯科医師国家試験自己採点結果から考えることで」

みなさん、先ずは本当にお疲れ様でした。

この数年間は、卒業試験(学士試験)・国家試験で凄く苦しまれた事と思いますので、少しでも休んで下さい。

実は、今週明けから第114回国試全問題と塾生の自己採点結果を集計・分析しながら、この塾長コラムを書いていましたので数日要してしまいました、ごめんなさい。

そこで今回のコラムは先ず

全体の総評①既卒生②現役生③現5年生④現4年生に分けて、それぞれの方むけに細かくお伝えしますので、是非ご覧頂ければ幸いです。

そして、最後に「自主退学(放校処分)」と成った方から頂いた多くのお問い合わせについてご回答しております。

 

「全体の総評」

必修問題、基礎、臨床問題(写真無し)と同(写真有り)に分割した時に今回は、特に必修問題が難化していましたが、それ以外は非常に各科目の土台を問われている出題に成っていました。所謂「白本」を含めた教科書からの出題が昨年度以上に見られ正に「本文からの選択肢からですよ」と言わんばかりと感じています。

ただ、「白本」等の教科書は改訂版が数年毎に出版されていますので、その最新版にて確認を進めていけば必修問題以外は80%超えも十分狙えます。

従って、当塾生自己採点結果を見ましても、その分析結果に沿った形に成っており臨床科目内にて出来なかった科目が見られるとは成っていませんでした。

国試傾向は当塾が大学での説明会や面談時に例年申し上げている様に、「白本」を含めた最新版「教科書」にて確認を進めた結果を見る試験であると、ここで断言出来ます。

臨実問題も5年生時登院実習にて行われた内容を試験問題に反映している事が全問に見られるので、「復習」「確認」試験でもあると思います。

来年度受験生につきまして今一度申し上げますと、最新版「教科書」を買い直して欲しい。

そして、その本文を確認するだけで合格出来ると信じて欲しいです。

ですから、自己採点結果が厳しいのではと判断出来るなら、2月下旬から必ず勉強を開始しませんと現5年生に追い抜かれる事は明かです。仮にも必修落ちなので5月連休明け頃迄ゆっくりしようと考えているなら丸3ヶ月勉強0に成ってしまうので非常に危険です。

 

どうか、そうならない様に、お願いしたいですし、そこだけは聞いて欲しいです。

 

①既卒生の方へ。

この数年間、受験に没頭した毎日であると思いますので、本当に疲れたの一語かと感じています。しかし、ご家族との話し合いが2月下旬から始まる事を見ますと、本当に合格出来るのか、よぎっていませんでしょうか?

自身の周りをみても受験断念や連絡が取れなく成った場合も多くあると聞いています。仮に30歳過ぎた場合には今一度、自己採点結果を冷静に見つめ判断をする時期が必ず来ると思います。

先ずは、3月発表迄考えたく無いとのお気持ちはとても分かりますので、今は休息でしょうか?確かに、結果が出てからでも遅くは無いですが、現5年生がもの凄い追い上げを今見せていますので、来年度の受験生として同じ試験を受ける気持ちをお持ちなのか否かの自問をする時期が来るとも感じています。

どうか、逃げないで向かって欲しいです。

 

②現役生の方へ。

卒業(学士)試験を突破して本当におめでとう御座います。この苦しみは言葉には出来ず、その立場に成った人にしか分かりませんが毎年、沢山の面談でお会いする方から、苦しみを超えた処に明るい場所が小さく一点ある事に気付かれたと、仰っています。

受験の苦しみとは、この場所にしか無く、当塾はこの事を肩に担いで進んで欲しいと、いつも話しています。

①でも申し上げましたが、自己採点結果から遅く共、2月下旬から開始するかどうかの判断は必要です。考えたく無い気持ちを一度整理して方向を定めて下さい。

 

③現5年生の方へ。

今頃は国試問題演習や登院実習のレポート・宿題に追われる毎日かと思いますが、どうか、一年を切りましたので、2021年3月末迄に国試対策の目処を付けて欲しいです。

4月からは卒業(学士)試験対策に入る為に一旦は国試対策を中断する事に成るからです。

当塾の5年生は今現在、卒業迄に留年は一人も出しておりませんので、5年生からの2年計画で十分間に合う日数と考えております。4月から配布される試験資料(データでも同様)の膨大な分量をみても大学間で差異はありませんので、今春からは卒業(学士)試験対策一本に絞った計画を立てて11月には遅く共仕上がる日程管理が絶対に必要です。

 

現4年生の方へ。
今頃はCBT試験終了前後かと思いますので2年後の国試は考えられない状況と思いますから、少しだけ申し上げて終わりにします。

例年、CBT通過点数が80点以上の場合には、卒業迄の留年が10%以下で国試合格も十分出来る結果と成ってます。一方、70~75点での通過(進級)では6年生での留年・国試浪人が非常に多く、この通過点数を確認して進級時からの対策に注意しながら進めて欲しいです。

昨年面談をしたあるお母様が、「CBT問題は国試に出題されないのでCBT点数がどの様な結果でも関係無い」と仰っていましたが、全くの誤解でCBT問題が出来て始めて国試問題が解ける・卒試(学士)問題が解ける・分かるとの考えに成って欲しいとご説明しました。

その方は、面談の帰路途中に在籍する大学へ立ち寄り、この事を学年主任に説明した処、追加の説明はありませんよと返事をされたそうです。

これからの試験対策は保護者の方にも一緒に成って勉強を少しでも進めて欲しいです。また、その事は一年でも早く試験対策を知る事に繋がり実態を見つめる事にも成り、留年・浪人年数を少なく出来ます。そして、その事が本人を追い込む事なく・ご家族の苦しみを減らせられる事にも繋がります。

毎年、私立幼稚園・小学校からの方とも多くお会いしますが、お母様が面談終了時に「この試験は、お受験では無く受験そのものと痛感しました」と話されています。

入塾如何では無く受験勉強とは何かを知って欲しいです。

 

2020年12月頃から「自主退学処分、放校処分に成りましたので、これからどうしたら良いですか?」とのお問い合わせを特に2021年1月下旬から大変多く頂く様に成りました。

ご家族を含めて本当に苦しい毎日が続いていると推察しますし、結論が全く出ていないとも思います。この様な状況から一歩抜け出す為にもまた、ご家族内での激しい議論に終止符を打つ事を今一度お考え下されば当塾としても大変嬉しいです。

その方法として是非当塾へお越し頂き、次のステップを一緒に考えていければと思っています。

何かのお役になればと考え、当塾HPにあります「よくある質問 弘中塾再入学対策部について教えて下さい。」の最新版を掲載させて頂きました。

 

最後に成りましたが、いつでも苦しまれた時にはご連絡を頂ければ幸いです。

ご家族だけで話し合う事はもう限界に近いのではと推察します。

 

弘中 崇
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