よくある質問

「読影」、「歯内療法(治療)学」と「公衆衛生学」はどの様に攻略すれば良いですか?

実は数年前から、今回のご質問を大変沢山頂く様に成りました。

今迄は、どの教科もそれぞれに苦手意識を強く持っている受験生が多くいましたが、特にこの三教科が目立って得点源に成っていない事が理由で不合格・留年のどちらかを招いています。

従って、一教科でも不得意と成っている場合には卒業・国試合格が極めて難しいと思います。

この事を踏まえ、以下に分析をしてご説明します。

 

「読影」について

口腔外科学に始まり摂食嚥下や歯内療法学等の外傷と病理学と併用する出題が激増しておりますが、中でもMRIに関連する問題が多いです。最近も東大付属病院放射線学教授が述べている様に、近年のMRI技術が飛躍的に発展している事から、鑑別診断や読影を通じて入院期間短縮や放射線療法の最適化を目指して日々の治療が確立出来つつあるとの事です。

この事は別の機会に詳細をご説明しますが、何れにしても「読影」の大切さは想像以上です。従って、将来においても不可欠を超えて国家試験の主軸に成ってくると考えて良いと思います。当塾でも4年生からはX線と平行してMRIを徹底的に数ヶ月を要しながら進めておりますが、年末辺りには国試問題も十分に解ける実力に伸びていますし、勿論、CBTは問題文を読んで選択肢では無く正解肢を選べる程に成っています。

写真の怖さはいつも見ていないと経時的に忘れてしまう事で、一週間停止していると50%が抜け落ちていると思いますから呉々も離さない様にして下さい。

「歯内療法(治療)学」について

近年の出題傾向を分析しますと頻出問題が50%以上ですが、他は「頸部リンパ節」「外傷」「漂白」等に分散していますが、高得点が十分狙える科目の一つと言っても良いですが、受験生の殆どが得点源に出来ていません。この理由は一語で「歯髄疾患」「根尖性疾患」の鑑別が明確で無いからと思います。何となくは分かるがはっきりとした境界線が無い等、大まかには判断出来ていますが、それぞれの疾患に対する詳細な症状が覚え切れていないです。

一方、卒業時成績が上位の場合には、必ずこの科目が高得点と成っている事が大きな特徴と言えます。歯内療法(治療)学に対する勉強方法を全教科の指針としてムラが無い様に進める習慣付けが求められています。再三ご説明しています通り、毎年春の時点で4800人~5000人いると言われている総受験生が11月の出願時には3800人位に減少している事を考えますと、1000人以上が留年と浪人の受験断念と推測出来ますから、確実な暗記・定着が必修と受け止めて欲しいです。

以上の事から、点数向上の道筋と全範囲の点検が可能なのか否かと考えて下さい。

「公衆衛生学」について

当塾生を見ていましても、この科目を得点源に出来ている者とそうでない者にはっきり区別出来ていますから、正に、勉強時間や解いた問題数に比例するものではありません。しかし、勉強を進めていく事で、得点源に出来る「コツ」を見出せていければ後は説明が要りません。教科書はどれも同じ様な内容ですが、進めていく順番を見極められるかの一点と思います。

しかも、「講義プリント」も膨大な分量で他に過去問集や例題集を含めると数冊に成ります。そのどれも内容が充実していて仕上げるのに最低2ヶ月は必要です。教科書との併用で考えるともう少し日数が必要でしょう。この科目は教科書を下地にして問題演習をすると飛躍的に点数が伸びます。

 

色々と申し上げてきましたが、皆さんは十分に勉強時間を取っているのですから周囲が言う「勉強が足りない」は的を得ていません。そうでは無くて、周囲と同じ努力・勉強では平均点には届きますが、上記2000人(内500人が国公立現役生で毎年占められる)に入るには難しいと考えて欲しいです。そこからもう二段階上がる実力にするには精神論・気合い等とは少し違った見方・考え方が求められています。ご家族で話し合われていると感情論が爆発するだけで一歩も前進していません。

 

どうか、この様な状態になる前に是非、一度起こし頂ければと願っております。

 
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