塾長コラム
・塾長コラム54 「越えられるのか」「越えなくてはいけない」はどう違うのか?
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前回の塾長コラム53からちょうど2週間位経過しましたので今現在、当塾に頂きます「お問い合わせ」や「大学内での現状」と合わせて「浪人生の保護者様がお考えの事」の三点について申し上げます。
・お問い合わせについて
2020年2月頃に沢山頂きました「お問い合わせ」には今年度の卒業判定は甘く成るのではとか歯科医師国家試験合格者数は2500人位に増加させるのでは無いのかとか、本当に色々とありましたが、最近では、その様な内容は全く無くなりご質問も落ち着き、内容が変わったものに成ったのではと実感しています。
実は、今春から「Youtube」でも再三同様の事をご説明しておりましたが、中には「何を根拠にその様な事を言うのか」と大変厳しいご指摘を頂く事が多く苦慮していました。
しかし、9月頃からは変更等がある訳が無いとお分かりに成られたケースが殆どです。
保護者の方からしますと、今年度は果たして越えられるのかどうかが一番の問題点であり、ご子様の状況を見ますと、お気持ちは痛感出来ますし、何も申し上げる事は出来ません。
一方、人口減少の実情から考えますと、歯科医師会も83000人(現11万人弱)を目指し75000人が適正数と明言しております事からも合格者数を削減する事は、そもそも、自身の将来を確かなものにする道筋でもあると思います。
これは、決して理想論では厳しい現実問題です。
昨年迄在籍したある塾生の母親が当塾へ「一体、いつに成ったら1200人にするのか、この塾は口から嘘を並べているだけで厚労省の方針とは言っているが実はでっち上げで、その話自体が塾の捏造であり入塾を煽る悪質そのものだ」と言い切った事がありました。
その元塾生は、12年間在籍した大学を当時放校処分と成り今は別大学へ再入学後、3回目の6年生に入ったと側聞しています。父親も末期癌で後1年程らしく当塾へ唾を吐く事で落ち着いた気持ちにしたかったのではと推測すると、学力は気力・努力だけで克服出来るものでは無く、別の何かが求められているものと考えています。
仮に、その父親が言っている様に、国試合格者数を一切触らずに2000人で固定とか3000人に増加させて、免許取得後に本人の努力で生きて欲しいといった考えで進めた場合には、一体何が将来起きるのでしょうか。
答えは余りにも自明です。
一方、歯科医師国家試験もそうですが、卒業は必ず「講義プリント」で卒業レベル迄到達出来ますので授業の確認試験と捉えられるかが大切です。
繰り返しますが、越えられるのかでは無く「越えなくてはいけない」と考えなくてはいけません。
大学内での現状
今月に入り「歯科医師国家試験出願」準備に入ったので、幾つかの早い大学では、卒業(学士)試験判定結果が出る頃と思いますから出願者数・受験者数・合格者数の三点を見据えながら卒業生数を考えていると思います。
今夏早々に留年決定と成った場合には、来年度も続行するのか否かが大きく問われてきますが、6年生迄来たのに今頃に成って退学する考えを受け入れられるかですが、昨年度と成績が変わらなかった場合には半数以上が退学をされるか、休学届を出されています。
従って、保護者様ごは本人へ、せめて大卒だけでも与えてあげたいとの思いが極めて強く当塾も先ずは卒業の一点に絞って年間計画を立てていますが、本当に苦慮しています。
以上の事から、留年と言ってもどの時期にそう成ったのかが大切であり卒業試験受験資格判定試験(所謂学内の前期・後期試験に該当する)前後なのか翌年1月の卒業判定でなのか全く実力のレベルが違ってきますから当塾も容易に面談時で判断出来ません。
何度も申し上げてきました事ですが、ご家族で話し合われている場合には恐らくお互いが罵倒し合う事に成りますので、その様な時は答えが出ませんから、どうぞ、当塾へお越しに成り違った見方をされる事の方が遙かに解決策が出て来る事が多いです。
浪人生の保護者様がお考えのこと
先程も申し上げましたが、今春には当塾でもご返事に困った事が再三ありましたが、9月頃からは今年度の合格は非常に困難との判断をされる方が増え10月頃のお問い合わせからは、来年度を見据えて計画を考えている方が大変多く見受けられます。
数年前では当塾側から、その状況ではもう一年欲しいですとご説明した処、泣き出される方が多くいらっしゃいましたが、現在は皆無で非常に冷静な判断をされる場合が殆どです。
「新型コロナ」を理由にするだけでは説明が付かないとのお考えで、塾長面談でも数段階省略して進めれる様に成りました。
この理由は、保護者様側が
①極めて冷静に国試合格者数を見極められる様に成った事。
②大学を卒業する事とは一体どの様な意味が含まれているのか。
③歯科大学卒のみと成った時には将来何が待ち受けているのか。
確かに国家試験は「資格試験」ではありますが、合格者数が予め決められているので実質は「選抜試験」です。出願回数や受験回数も大学受験と同様に考える事が責任であり常識でもあります。
必ず国試は合格出来る様に成っているので、受験勉強の本質を確認して進めて欲しいです。
大変厳しい事をこの時期に沢山お話しました。
どうか、考え方をもっと明確に絞って明らかにすれば、その先に必ず解決策があります。
弘中 崇
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政策委員長談話「需給問題が歯科医師の質の低下に」/機関紙2017年6月1日号(№567)2面掲載