塾長コラム

第119回歯科医師国家試験発表を終えてそろそろ夏になった(現役6年生へ)|塾長コラム119 公開させて頂きました。

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各歯科大学生と既卒生のみなさん、こんにちは、弘中塾事務局からのお知らせです。

 

本日は

第119回歯科医師国家試験発表を終えてそろそろ夏になった(現役6年生へ)

|塾長コラム120 公開させて頂きました。

 

現役6年生へ

卒業(学士)試験の先に歯科医師国家試験を見る

6年生になると大学生活はいよいよ最終段階へ入ります。

春から始まった新年度もあっという間に数か月が過ぎました。

これから各大学では卒業(学士)試験が本格化し学生の皆さんも日々の勉強に追われることになります。

毎年この時期になると多くの学生から相談を受けます。

「卒業(学士9試験で精一杯です。」

「歯科医師国家試験まで手が回りません。」

「まずは卒業してから歯科医師国家試験を考えます。」

その気持ちはよく理解できます。

卒業(学士)試験は目前の現実です。

落とすことのできない試験であり大学生活六年間の集大成でもあります。

しかし長年多くの学生を見てきて僕は一つだけ強くお伝えしたいことがあります。

 

卒業(学士)試験と歯科医師国家試験を別々の試験として考えないでください。
 

この考え方が卒業と歯科医師国家試験を同時に勝ち取る学生と最後に苦しむ学生を分ける大きな分岐点になります。



卒業(学士)試験は歯科医師国家試験への最終演習です

以前は卒業(学士)試験を終えてから歯科医師国家試験対策を始めても間に合う時代がありました。

しかし現在は違います。

歯科医師国家試験は年々「理解」を重視する試験へ変化しています。

大学の卒業試験もその流れを受けて変わり始めています。

つまり卒業(学士)試験で求められる知識と歯科医師国家試験で求められる知識は以前よりも大きく重なってきています。

卒業(学士)試験だけの勉強。

歯科医師国家試験だけの勉強。

このように分けて考える必要はありませんし間違っています。

卒業(学士)試験そのものを歯科医師国家試験への最終演習として位置付けることがとても大切です。



「覚える勉強」から「説明できる勉強」へ

卒業(学士)試験が近づくと、多くの学生は暗記量を増やそうとします。

もちろん知識は必要です。

しかし知識だけでは近年の試験には対応できません。

「なぜその診断になるのか。」

「なぜその治療法を選択するのか。」

「他の選択肢ではなぜいけないのか。」

ここまで理解できて初めて本当の学力になります。

説明できる知識は忘れません。

理解した知識は応用できます。

卒業(学士)試験でも歯科医師国家試験でもこの力が最後に皆さんを支えてくれます。



教科書へ戻る勇気を持ってください

僕はこれまで何度も「教科書へ戻ること」の大切さを書いてきました。

6年生になってもその考えは変わりません。

むしろこの時期だからこそ教科書が必要になります。

全国模試で間違えた問題。

卒業(学士)試験で迷った内容。

それを解説だけで終わらせるのではなく教科書へ戻る。

その一手間が本当の理解と実力へつながります。

近年の歯科医師国家試験は教科書を読み込んできた学生ほど強い試験になっています。

遠回りに見える教科書こそ最後は最短距離になります。



全国模試は順位ではなく「弱点発見」の場です

これから全国模試も続きます。

全国模試の結果に一喜一憂する学生は少なくありません。

しかし全国模試の目的は順位ではありません。

「本番までに何を修正するか」を知るための試験です。

点数が悪かったことを悲観する必要はありません。

怖いのは弱点が分かっても放置することです。

全国模試を受けるたびに一つずつ穴を埋める。

この積み重ねが本番での得点につながります。



卒業(学士)試験期間こそ生活を崩してはいけない

勉強時間を増やそうとして生活リズムを崩す学生もいます。

夜型になり睡眠時間を削り体調を崩してしまう。

これでは長い受験を乗り切ることはできません。

歯科医師国家試験は短距離走ではなく長距離走です。

毎日安定して勉強できる生活を維持することも大切な実力の一つです。



秋から差がつく学生の共通点

毎年秋になると、学力が大きく伸びる学生がいます。

その学生に共通していることがあります。

それは卒業(学士)試験の勉強を歯科医師国家試験へつなげていることです。

一度覚えたことを終わらせない。

教科書で確認する。

関連分野まで広げる。

過去問で定着を確認する。

この循環ができる学生は秋以降に大きく伸びていきます。

逆に卒業(学士)試験ごとに知識を切り離してしまう学生は歯科医師国家試験直前になって再び一から勉強し直すことになります。



卒業は通過点であり歯科医師国家試験は新しいスタートです

卒業することが目標ではありません。

歯科医師になることが目標です。

そのためには卒業(学士)試験と歯科医師国家試験を一本の線として考える必要があります。

卒業(学士)試験を乗り越えるための勉強がそのまま歯科医師国家試験へつながる。

歯科医師国家試験を意識した理解が卒業(学士)試験にも役立つ。

この好循環を作ることが現役合格への最も確実な道(=最短で効果最大)です。



最後に

6年生の皆さんは今大きな責任とプレッシャーの中にいます。

焦る日もあるでしょう。

思うように点数が伸びない日もあるでしょう。

しかし忘れないでください。

皆さんが積み重ねてきた六年間は決して無駄でも徒労でもありません。

その知識を整理し理解を深め教科書で確認し卒業(学士)試験と歯科医師国家試験を一本の線で結ぶこと。

それが今が最も大切な勉強です。

卒業(学士)試験に合格することだけを目標にするのではありません。

卒業したその春に歯科医師国家試験にも合格する。
その未来を常に見据えながら一日一日の学習を積み重ねてください。

皆さんが卒業証書と歯科医師免許への扉を同じ春に開くことを心から願っています。

 

最後迄有難う御座いました。

 

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歯科医師国家試験、歯科国試合格、歯科大学卒業・進級・留年、卒国試過去問、オンライン、CBT、歯科国試直前講習等をテーマに今後もコラム・よくある質問を公開させて頂く予定です。

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