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歯科医師国家試験合格 その一歩前から伴走する|塾長コラム66 公開しました。

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各歯科大学生と既卒生のみなさん、こんにちは、弘中塾の弘中崇です。

歯学部現役・既卒生の“これから”を支える場所として

――歯科医師国家試験合格、その一歩前から伴走する――
  1. 変わりゆく歯学部教育と国家試験の現実
ここ数年、歯学部を取り巻く環境は大きく変わりつつあります。

特に私立歯科大学では、定員充足率の低下や入試難易度の変動に加え、進級判定の厳格化が進んでいます。かつては「入学さえできれば何とか卒業できる」と言われた時代もありましたが、いまや進級試験の合格率は学年によって50〜70%前後にとどまる大学も少なくありません。

この背景には、歯科医師国家試験合格率維持という大きな課題があります。歯科大学は、卒業生の国家試験合格率を重視するため進級の段階で学力不十分な学生を振り落とし歯科医師国家試験に送り出す人数を絞り込む傾向を強めています。

その結果として、「留年(=進級できない)」「多留(複数回留年)」「既卒(卒業後に未合格)」といった状況に直面する学生が増えているのが現実です。
  1. 留年・多留・多浪…“想定外”が起こる理由
留年や既卒、多浪にはいくつかの典型的な原因があります。

・学習量と時間の不足

歯科大学・歯学部のカリキュラムは年々膨大化し、定期試験・CBT・臨床実習・卒業試験と息つく間もありません。知識を整理し反復する時間が確保できないまま試験日を迎え、進級できないケースが増えています。

 

・学習方法の迷走

歯科医師国家試験対策の王道は「早期インプット+反復演習」ですが、どこから手をつけるべきか分からないまま時間が過ぎてしまう学生が多いのも現実です。

 

・精神的負担とモチベーション低下

歯科大学・歯学部生活は想像以上に長期戦です。進級の壁や周囲との比較から自己効力感が下がり学習のリズムを崩してしまうことも珍しくありません。

 

特に「多留や多浪」に至るケースでは、これら複数の要因が複雑に絡み合っています。

私自身、数多くの塾生をお預かりしてきた中で、「学習方法の再設計と伴走型のサポート」があれば未然に防げた例を幾度となく目にしてきました。
  1. 方向転換という選択肢
一方で、「もう歯科医師国家試験を受けない」という決断をする学生もいます。

「方向転換」は決して敗北ではありません。医療系大学院、製薬・医療機器企業、ITヘルスケア分野など、歯学部で培った知識を活かせる道は多岐にわたります。

 

ただし、その決断を納得感をもって行うためには

 

・早期に現状を整理し

・自分の適性や価値観を見極め

・将来の選択肢を具体的に描く

ことが不可欠です。

 

私たちは「歯科医師を目指す」学生だけでなく、「進路を模索する学生にも伴走する塾」でありたいと考えています。方向転換を視野に入れる時期や方法を一緒に考えることも、私たちの大切な役割です。

 
  1. 既卒生が合格を勝ち取るために
一度卒業してしまうと、卒業した歯科大学のサポートを受けながら学習するのは難しくなります。

「既卒生は孤独な受験生活」に陥りがちですが、逆に言えば時間の使い方と学習戦略次第で最短合格が可能です。

 

・最新出題傾向に即した教材、演習計画

・毎週の進捗管理と弱点補強

・生活リズム・メンタルサポート

 

この三本柱を整えれば、在学中よりも集中した学びが実現します。

当塾では、既卒生の一発合格を叶えた多くの事例があります。

「歯科大学を卒業してしまったから遅い」ということは決してありません。

 
  1. 弘中塾としての使命:伴走と再構築
 

私たちが大切にしているのは、「一人ひとりの学びを再構築させたい」です。

 

・学年ごとの進級試験対策

・CBT・OSCE・臨床実習のポイント整理

・歯科医師国家試験に向けた長期計画

・留年・既卒・方向転換へのカウンセリング

 

単に「教える」だけではなく学習計画のデザインからメンタルサポートまで総合的に支えることが合格への近道だと確信しています。

 
  1. 保護者の皆さまへ
 

お子さまの留年や既卒という現実は、保護者にとっても大きな心配ごとだと思います。

「もっと早く相談していれば…」という声を何度も耳にしてきました。

私たちは、早い段階からのご相談を歓迎します。

学習の遅れが小さいうちに対策を始めることで、余分な浪人や多留を防ぎ、結果として経済的・精神的負担を大幅に減らせます。

 
  1. 受講を検討している学生へ
 

もし今

・進級に不安を感じている

・勉強の仕方が分からない

・既卒・多浪で焦りを感じている

 

そんな気持ちが少しでもあるなら、ぜひ一度相談してください。

私たちは、あなたが再び歩き出すための伴走者としてここにいます。

 

歯科医師国家試験は、決して一握りの天才だけのものではありません。

正しい学習計画とサポートがあれば、着実に合格への道は開けます。

 
  1. 結びに
 

歯学部生活や歯科医師国家試験は長く険しい道のりです。

しかし、早い段階で正しい戦略を持てば、どんな状況からでも合格は十分可能です。

留年・既卒・多浪・方向転換――そのどれもが“終わり”ではなく、新しいスタートです。

 

私たち弘中塾は、

 

・現役生の進級から国家試験合格まで

・既卒生の再挑戦

・将来の方向転換に至るまで

 

それぞれの人生に寄り添い、合格とその先のキャリア形成をともに描く場であり続けます。

 

「迷ったときこそ、学びを止めない」

これが塾長として皆さんに伝えたいメッセージです。

 

一人ひとりの状況に合わせたサポートを通じて、歯科医師としての未来、あるいは新しい進路を切り拓く力を共に育てていきましょう。

 

弘中塾

弘中 崇

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歯科医師国家試験、歯科国試合格、歯科大学卒業・進級・留年、卒国試過去問、オンライン、CBT、歯科国試直前講習等をテーマに今後もコラム・よくある質問を公開させて頂く予定です。

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政策委員長談話「需給問題が歯科医師の質低下に」/機関紙2017年6月1日号(№567)2面掲載 (https://www.tokyo-sk.com/featured/10655/)
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