塾長コラム

浪人1年目で決まる人・決まらない人|塾長コラム100 公開させて頂きました。

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各歯科大学生と既卒生のみなさん、こんにちは、弘中塾の弘中 崇です。

本日の塾長コラムは

浪人1年目で決まる人・決まらない人

お送りします。

最後迄宜しくお願い致します。

 

―歯科医師国家試験・再挑戦の分岐点―

歯科医師国家試験において浪人という選択は決して珍しいものではありません。

しかしその中で明確に分かれる現実があります。

「1年で合格を決める人」と「複数年にわたって苦戦する人」

この差はどこで生まれるのでしょうか。

多くの方は、「元々の学力」や「努力量」の違いを思い浮かべるかもしれません。しかし現場で多くの浪人生を見てきた中で感じるのは、それだけでは説明出来ないということです。

むしろその分岐の多くは「浪人1年目の過ごし方」によって決まっています。

今回はその違いを具体的にお伝えします。






「すぐに切り替える人」と「引きずる人」

合格発表後の最初に訪れる分岐があります。

それは「現実を受け止めるタイミング」です。

1年で決める人は結果を受け止めた後の比較的早い段階で切り替えています。感情はもちろんありますがそれを長く引きずりません。

一方で決まらない人はこの段階で時間を失います。

悔しさ・後悔・不安。その感情にとらわれたまま次の行動に移れない期間が長くなります。

この“最初の1ヶ月”の差はその後の1年に大きく影響します。






「やり方を変える人」と「続ける人」

次の大きな分岐は「勉強方法の見直し」です。

1年で決める人は「なぜ落ちたのか」を冷静に分析しその結果として勉強方法を変えます。

教材を見直す・学習順序を変える・時間の使い方を変える。場合によってはこれまでのやり方を一度すべて手放すこともあります。

一方で決まらない人は「去年もやったから」という理由で同じ方法を続けてしまいます。

多少の修正はあっても本質的には変わっていないケースが多く見られます。

しかし前回の方法で結果が出なかった以上はその延長に限界があります。






「基礎に戻れる人」と「戻れない人」

浪人生にとって最も難しい判断の一つが「どこまで戻るか」です。

1年で決める人は必要であれば基礎に戻ることをためらいません。

教科書を読み直し理解が曖昧な部分を一つ一つ埋めていきます。

一方で決まらない人は「今さら基礎は…」という意識が働き過去問中心の学習から抜け出せません。

しかし現在の国家試験は基礎理解の上に成り立っています。

土台が不安定なままではいくら演習を重ねても得点は安定しません。






「弱点に向き合う人」と「避ける人」

1年で決める人は、自分の弱点を明確にしそこに時間を使います。

苦手な分野ほど優先順位を上げ繰り返し取り組みます。

一方で決まらない人は無意識のうちに弱点から距離を置きます。

得意な分野で“やっている感”を得ることは出来ますがそれでは点数は伸びません。

国家試験は総合力の試験です。

「出来ること」ではなく「出来ないこと」をどこまで減らせるかが重要です。






「復習を設計する人」と「場当たり的な人」

学習の質を決めるのは復習です。

1年で決める人は復習の仕組みを持っています。

翌日復習の1週間後に見直し間違えた問題の繰り返し。この流れが自然に組み込まれています。

一方で決まらない人はその場その場で学習が完結してしまいます。

「やったつもり」は増えますが「出来ること」は増えていきません。






「環境を変える人」と「維持する人」

意外と見落とされがちですが「環境」も大きな要素です。

1年で決める人は必要に応じて環境を変えます。

学習場所を変える・指導を受ける・生活リズムを整える。

自分にとって最適な状態を作るために積極的に動きます。

一方で決まらない人は前年と同じ環境のまま戦おうとします。

しかし環境が同じであれば行動も同じになりやすく結果も変わりにくくなります。






「客観視出来る人」と「主観で判断する人」

最終的な分岐はここに集約されます。

1年で決める人は自分を客観的に見ています。

「今のやり方で本当に伸びているのか」
「どこが足りていないのか」

これを冷静に判断し必要に応じて修正します。

一方で決まらない人は「これだけやっているから大丈夫」という主観に頼ってしまいます。

しかし歯科医師国家試験は客観的な結果で評価される試験です。

主観と結果のズレに気づけるかどうかが大きな差になります。






浪人1年目の意味

浪人1年目は単なる「もう1年」ではありません。

ここで流れを変えられるかどうかでその後が大きく変わります。

1年で決まる人はこの1年を「再構築の年」と位置づけています。

単に知識を増やすのではなく学び方そのものを作り直す。

この意識があるかどうかが結果に直結します。






最後に

浪人という時間は決して無駄ではありません。

しかしその価値は「どう使うか」で決まります。

同じ1年でも結果につながる1年にもそうでない1年にもなり得ます。

重要なのは「最初にどう動くか」です。

ここで方向を誤らなければ結果は必ず大きく変える事が出来ます。






面談のご案内

当塾では浪人1年目のスタートを非常に重視しています。

最初の段階で学習の方向性を明確にし無駄のない1年を設計すること。

これが結果に直結します。

もし今何から始めるべきか迷っている場合にはぜひご相談ください。

諦める前に塾長面談をお待ちしています。

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弘中 崇

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政策委員長談話「需給問題が歯科医師の質低下に」/機関紙2017年6月1日号(№567)2面掲載

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