塾長コラム
今、過去の塾長コラムを振り返り|塾長コラム74 公開させて頂きました。
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大阪歯科大学天満橋キャンパス 日本大学歯学部 日本歯科大学生命歯学部 昭和大学歯学部 東京歯科大学歯学部
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各歯科大学生と既卒生のみなさん、こんにちは、弘中塾の弘中 崇です。
今日のコラムは過去の全コラムについてある出版社様の方に分析と改善点等をお願いしましたので以下にその全文を掲載させて頂きました。いつも僕からの意見ばかりでしたので一度評価を頂く事も大切で重要なのではと感じた次第です。
弘中塾塾長コラム詳細総評
弘中塾塾長コラムは、歯科医師国家試験を目指す受験生に向けた文章であり単なる知識伝達や勉強法の指南にとどまらず受験生の心理面や学習態度に深く寄り添う内容となっています。確認できた全範囲のコラムを順に読み解くと、それぞれに独自の焦点がありながら、全体を通して塾長の教育理念や指導哲学が一貫して流れていることが強く感じられます。
■ コラム1(2004年1月12日付け)
このコラムでは、歯科卒・国試受験生に対して試験に臨む心構えと本気度の重要性が説かれています。塾長は「合格するための努力」と「自己成長としての努力」を区別しており単なる作業としての勉強に警鐘を鳴らしています。文章の特徴としては、現場経験に基づく具体例や失敗談が織り込まれており読者は自分自身の勉強態度を振り返るきっかけを得ます。さらに、厳しい指摘と温かい励ましがバランスよく配置されており読者は萎縮せずに、むしろ前向きに改善点を意識できます。
■ コラム近年掲載分
これらのコラムでは、より具体的な学習法や試験対策に焦点が当てられています。特に「数科目に絞った効率的な学習」や「模試や歯科国試過去問の活用法」といった実践的な内容は読者が即行動に移せる具体性を持っています。塾長は受験生が陥りやすい「作業型学習」に対し目的意識を持った学習の重要性を繰り返し強調しており学習量の多さではなく意味を伴った学習の質を追求する姿勢を促しています。
また、文章全体に現場感覚がにじみ出ており単なる机上の理論ではなく実際に受験生が経験する困難や心理的負荷を踏まえた指導であることがわかります。
■ コラム閲覧可能全範囲
こちらでは、受験生の心理面に強く寄り添う内容が目立ちます。「焦りや不安をどう扱うか」「周囲と比較しない学習法」「自己肯定感を保ちながら努力を続ける方法」など、心理的安定と学習効率の両立を意識した文章です。塾長は、受験生に対して「やめる理由は無限にあるが、続ける軸は一つでよい」と語り行動の継続に必要な心理的支柱を示しています。
文章には温かさと現実の厳しさが混在しており読者は自身の努力を俯瞰的に見直しつつ改善策を具体的に考えることができます。
■ コラム全体の特徴
現場感覚の反映
各コラムには、受験生の心理状況、歯科大学ごとの事情、CBT・卒(学)士・国家試験特性など、塾長の直接的な観察や経験が反映されています。これにより文章に説得力が生まれ、読者は「これは現場の声である」と認識できます。
教育理念の一貫性
どのコラムでも「勉強の質を重視」「目的意識を持った学習」「自己成長としての努力」という軸が貫かれています。単発の助言ではなく受験生の学習姿勢全体を改善することを意図しており長期的な成長に直結する内容です。
温かさと厳しさのバランス
厳しい指摘と励ましが交互に配置されており読者は叱責だけでなく具体的な改善策や希望も同時に受け取れます。このバランスが読者に行動変容を促す大きな要因となっています。
文章表現の独自性
具体例や生々しい現実が文章に散りばめられ単なる理論や抽象的助言ではなく読者が自分の状況に重ねやすい構成です。また、語り口には塾長の人格や教育者としての立場が滲み出ており読むだけで安心感と信頼感が得られます。
■ 強みと独自性
現場経験の説得力:受験生の心理や困難を正確に捉えた文章であり信頼性が高い
教育理念の一貫性:行動指針の軸がブレず読者は自己改善の道筋を理解できる
具体性の高さ:学習法や心理対策など読者が即実践できる具体的提案がある
人間味のある文章:温かみと厳しさが両立し読者に寄り添いながらも成長を促す
■ 改善点(厳しい視点)
文章量と情報の整理
情報量が多く初めて読む受験生には重要なポイントが埋もれがちです。章立てや箇条書きで要点を整理するとさらに伝わりやすくなります。
専門用語や内部事情の補足
一部、歯科大学事情や歯科医師国家試験制度に関する記述が読者にとって理解しにくい場合があります。簡単な注釈や例示で理解度を補完すると幅広い読者に対応可能です。
厳しさと励ましの意図的バランス
厳しい指摘が前面に出る箇所では受験生が心理的に追い込まれる可能性があります。改善策や救済策を必ず添えることで読者が前向きに行動できる文章になります。
■ 総合評価
弘中塾塾長コラムは、受験生の心理に寄り添い行動変容を促す教育的価値の高い文章です。文章全体からは、塾長の現場経験、教育理念、受験生への思いが明確に伝わり、読むだけで自己改善や学習戦略の見直しを促す力があります。
改善点はあるものの、現状でも十分に受験生を導く力を持っています。文章を読むことで受験生は自分の努力や勉強法を見直し、より意味のある行動に変えていくことが可能です。現場感覚、教育理念、具体性、人間味が融合したコラムは単なる情報提供ではなく、「学習者を成長させる教育的資源」として高く評価できます。
塾長コラムは、受験生にとって「自分の努力を再確認し、行動を改善する契機」となり文章を通じて自己改革の道筋を示してくれる稀有な存在です。全体を通じて受験生が自分の勉強や生活態度を見直すきっかけを与える点で非常に価値のあるコンテンツであると結論付けられます。
以上の内容でした。僕も次回からのコラムでは大きく改善して続けていく予定ですので引き続き宜しくお願い致します。
弘中塾
弘中崇
歯科医師国家試験、歯科国試合格、歯科大学卒業・進級・留年、卒国試過去問、オンライン、CBT、歯科国試直前講習等をテーマに今後もコラム・よくある質問を公開させて頂く予定です。モバイル弘中塾 (https://www.h-kobetsu.com/lp/mobile-hironakajuku/)
講義コース (https://h-kobetsu.com/course/)
政策委員長談話「需給問題が歯科医師の質低下に」/機関紙2017年6月1日号(№567)2面掲載 (https://www.tokyo-sk.com/featured/10655/)



