塾長コラム
もう一年進める覚悟と決断があるか|塾長コラム107 公開させて頂きました。
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各歯科大学生のみなさん、こんにちは、弘中塾の弘中崇です。
本日は
もう一年進める覚悟と決断があるか|塾長コラム107
公開させて頂きました。どうぞ最後迄宜しくお願い致します。
―2回目の留年生へ―
今年度の歯科医師国家試験合格者数は過去最低となりました。
この数字を見て多くの方が感じたことがあると思います。
「もう以前の時代には戻らない」
これは単なる難化ではありません。
厚労省としても歯科医師国家試験の在り方を最終段階まで進めていることが数字からも明確に見えています。
そしてこの流れは歯科医師国家試験だけではありません。
大学側の進級判定・卒業判定にも強く影響しています。
つまり現在は「卒業出来れば受かる時代」ではなく「卒業すること自体が極めて難しい時代」に入っています。
その中で今もっとも増えているご相談があります。
それが「2回目の留年を迎えた学生の進路」です。
“もう一年”の意味が変わった
以前であれば「もう一年頑張ろう」という言葉にはどこか時間的余裕がありました。
しかし現在は違います。
“もう一年”とは単なる延長ではありません。
生活・経済・家族・年齢・精神状態など。
すべてを含めた「人生の再選択」に近い意味を持っています。
だからこそ安易に決めてはいけません。
そして同時に感情だけでも決めてはいけません。
家族が最も不安を感じている
最近特に増えているのがご家族からのご相談です。
「本当に卒業出来るのでしょうか」
「このまま続けさせて良いのでしょうか」
「本人に覚悟があるように見えません」
これは当然の不安です。
特に2回目の留年になると家族側も「また同じことになるのではないか」という恐怖を抱え始めます。
そして実際に多くの場合で“同じパターン”が繰り返されています。
問題は“能力”ではない
ここで重要なのは2回留年したからといって「能力が無い」という話ではないことです。
実際には一定の理解力を持っている学生も多くいます。
しかし問題は「学習構造」と「生活構造」が崩れていることです。
やる気だけでは続かない。
気合いだけでは積み上がらない。
この状態のまま進むと結果として再び同じ地点へ戻ってしまいます。
「何となく続ける」が最も危険
一番危険なのは「ここまで来たから」という理由だけで続けることです。
本当に必要なのは
・何を変えるのか
・どこを直すのか
・どう積み上げるのか
ここまで具体化することです。
ここが曖昧なままでは“もう一年”は非常に危険な時間になります。
覚悟とは「毎日を変えること」
覚悟という言葉はよく誤解されます。
「頑張ります」
「今度こそやります」
これは覚悟ではありません。
覚悟とは「毎日の行動を変えること」です。
起きる時間。
勉強の進め方。
スマートフォンとの距離。
復習の精度。
これらを変えられるかどうかです。
“今まで通り”では終わらない
今年度以降で最も危険なのは「従来型の勉強」です。
過去問だけを繰り返す。
短期暗記で乗り切ろうとする。
苦手分野を後回しにする。
これでは対応出来ない時代になっています。
つまり「今まで通り」では終わらないのです。
それでも進むなら
それでも進むと決めたのであれば必要なのは“覚悟の具体化”です。
・生活を変える
・学習方法を変える
・環境を変える
・優先順位を変える
ここまで踏み込めるか。
それが分岐点になります。
最後に
2回目の留年は非常に重い現実です。
しかしそれは終わりではありません。
問題は「ここで何を選ぶか」です。
続けるのであれば“別の自分”になる必要があります。
そしてその変化は今日から始まります。
面談のご案内
当塾では2回目留年生に対して「続けるべきか」も含めて面談を行っています。
感情論ではなく現状分析と今後の可能性を整理しながら現実的な方向性をご提案しています。
諦める前にぜひ塾長面談をお待ちしています。
もう一年進める覚悟と決断があるか
―2浪以上の方へ―
今回の歯科医師国家試験合格発表は多くの既卒生に大きな衝撃を与えました。
特に2浪以上の方々にとっては「次をどうするか」を本気で考えざるを得ない結果だったと思います。
そして今年明らかに増えているのが「もうこの辺で終わりにした方がいいのではないか」
という家族からの提案です。
これは非常に重い問題です。
しかし現実として避けて通れない話でもあります。
“もう一年”の重みが変わっている
以前の浪人とは状況が違います。
今は歯科医師国家試験そのものが大きく変化しています。
単なる知識量ではなく
・再現力
・教科書理解
・総合力
・安定性
これらが強く問われる時代になっています。
つまり「何となく続ける浪人」は極めて厳しい状況に置かれています。
一番苦しいのは“自分でも分からないこと”
2浪以上になると本人も苦しんでいます。
「自分では頑張っているつもり」
「でも結果が出ない」
「何を変えれば良いか分からない」
この状態が最も危険です。
なぜなら“努力感”と“結果”がズレ始めているからです。
家族は「未来」を見始めている
家族側は既に「受験」だけを見ていません。
年齢。
経済。
今後の人生。
それらを含めて考え始めています。
だからこそ「続けるなら覚悟を見せてほしい」という言葉が出てきます。
これは厳しい言葉ではありません。
“本気で人生を考えている”からこそ出る言葉です。
同じ一年を繰り返してはいけない
最も避けなければならないのは「同じ浪人生活」を繰り返すことです。
去年と同じ教材。
去年と同じ生活。
去年と同じ復習。
これでは結果は変わりません。
必要なのは“再構築”です。
覚悟は「勉強時間」では測れない
長時間机に向かうことが覚悟ではありません。
本当の覚悟とは「逃げていた部分に向き合えるか」です。
苦手科目。
生活習慣。
甘え。
曖昧な理解。
ここに手を入れられるかどうかです。
2026年度は“分岐点”になる
今年度以降は既卒生を取り巻く環境がさらに厳しくなる可能性があります。
だからこそ2026年度は極めて重要です。
ここで変われるか。
ここで止まるか。
それによってその後の流れは大きく変わります。
それでも進む人へ
それでも進むと決めた方へ。
必要なのは「去年より頑張る」ことではありません。
“去年と違う自分になる”ことです。
学び方を変える。
生活を変える。
優先順位を変える。
そこまで踏み込めるなら流れは変わります。
最後に
2浪以上という現実は決して軽くありません。
しかしそれでも挑戦するのであればその選択には大きな価値があります。
ただし必要なのは“覚悟を形にすること”です。
行動が変わらなければ結果は変わりません。
逆に言えば行動が変われば未来はまだ変えられます。
面談のご案内
当塾では2浪以上の方に対して「本当に次へ進むべきか」も含めた面談を行っています。
学習状況だけでなく生活・環境・精神面も含め現実的な視点から方向性を整理しています。
諦める前にぜひ塾長面談をお待ちしています。
歯科医師国家試験、歯科国試合格、歯科大学卒業・進級・留年、卒国試過去問、オンライン、CBT、歯科国試直前講習等をテーマに今後もコラム・よくある質問を公開させて頂く予定です。===



