塾長コラム
第119回歯科医師国家試験発表を終えてそろそろ夏になった(現役5年生へ)|塾長コラム118 公開させて頂きました。
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各歯科大学生と既卒生のみなさん、こんにちは、弘中塾の弘中 崇です。
本日は
「歯科医師国家試験はまだ先です。」
「卒業(学士)試験は6年生になってから考えます。」
「今は実習をしっかり頑張ります。」
もちろんその気持ちはよく分かります。
5年生は講義だけではなく臨床実習も本格化し大学生活の中でも最も忙しい一年になります。目前の課題や実習に追われ「卒業(学士)試験」「歯科医師国家試験」という言葉を意識しながら毎日を過ごすことは簡単ではありません。
しかし僕は毎年同じことを学生へ伝えています。
卒業(学士)試験は6年生になって始まる試験ではありません。
5年生でどのような学習を積み重ねたかによってその結果は大きく決まります。
これは決して大げさな話ではありません。長年の間多くの学生を送り出してきた中で感じる一つの事実です。
「一つ大きな試験が終わった。」
その気持ちは自然なことです。
しかしその安心感が次の一年を左右することがあります。
CBTは一つの通過点です。
卒業(学士)試験や歯科医師国家試験へ向かうための基礎を確認する試験でありゴールではありません。
5年生になってから必要になるのは「新しい知識を集めること」ではなく「知識を整理し臨床と結び付けること」です。
教科書で学んだ内容が実際の患者さんとどのようにつながるのか。
病態と治療がどのように結び付くのか。
この理解を積み重ねられる学生ほど6年生になってから大きく伸びます。
むしろ最も学力が伸びる期間です。
実際に患者さんを前にすると教科書だけでは分からなかったことが数多く見えてきます。
「なぜこの検査を行うのか。」
「なぜこの治療法が選択されるのか。」
「なぜこの説明が必要なのか。」
これらは臨床実習だからこそ理解できることです。
実習を終えた後は教科書を開いてください。
するとそれまで暗記していた内容が「理解」に変わっていきます。
この繰り返しが卒業(学士)試験や歯科医師国家試験で求められる力になります。
過去問を覚えているだけでは対応できない問題が増えています。
だからこそ僕は「教科書へ戻る勇気」を持ってほしいと思っています。
教科書は遠回りではありません。
最も確実で最短の近道です。
分からないことがあれば教科書へ戻る。
実習で疑問に思ったことを教科書で確認する。
この習慣を5年生のうちに身に付けた学生は6年生で慌てることが少なくなります。
僕はこの夏までに一つだけ身に付けてほしい習慣があります。
それは「毎日復習すること」です。
長時間勉強する必要はありません。
しかしその日に学んだことをその日のうちに確認する。
この積み重ねが一年後には大きな差になります。
卒業(学士)試験が近づいてから一年分をまとめて復習することは現実的ではありません。
だからこそ今日の学びを今日終えることが大切なのです。
しかし苦手だから後回しにする。
これが一番危険です。
5年生には時間があります。
だからこそ苦手分野へ挑戦してください。
理解できないまま6年生になるとその苦手意識はさらに強くなります。
苦手を克服する最も良い時期は5年生です。
しかしその結果は来年春に決まるのではありません。
今年の夏。
今年の秋。
今年の冬。
この積み重ねによって決まります。
毎日の復習。
教科書を読む習慣。
実習で得た学びを整理する姿勢。
この一つひとつが卒業試験へつながっています。
しかし現在の歯科医師国家試験ではその考え方は通用しません。
卒業(学士)試験で問われる知識と歯科医師国家試験で求められる知識は重なっています。
卒業(学士)試験対策は歯科医師国家試験対策でもあります。
逆に歯科医師国家試験を意識した学習は卒業(学士)試験にも役立ちます。
二つを別々に考える必要はありません。
一本の線として学習を積み重ねることが大切です。
「最も準備ができる一年」です。
この一年をどう過ごすかで6年生の景色は大きく変わります。
卒業(学士)試験で苦しむ学生になるのか。
余裕を持って歯科医師国家試験へ向かう学生になるのか。
その分岐点は今です。
どうか毎日の積み重ねを大切にしてください。
教科書を開く一日。
実習を振り返る一日。
苦手分野と向き合う一日。
その一日一日が来年の卒業(学士)試験そして歯科医師国家試験合格へとつながっています。
「来年から頑張る」のではありません。
「今年から積み重ねる」。
その姿勢こそが卒業と歯科医師国家試験合格を同時に手にする一番確かな道だと僕は信じています。
実はこのコラムを「CBT終了から春期の過ごし方」の続編という位置付けで執筆しました。
最後迄有難う御座いました。
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歯科医師国家試験、歯科国試合格、歯科大学卒業・進級・留年、卒国試過去問、オンライン、CBT、歯科国試直前講習等をテーマに今後もコラム・よくある質問を公開させて頂く予定です。
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政策委員長談話「需給問題が歯科医師の質低下に」/機関紙2017年6月1日号(№567)2面掲載
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各歯科大学生と既卒生のみなさん、こんにちは、弘中塾の弘中 崇です。
本日は
現役5年生へ
来春の卒業(学士)試験は今年から実は始まっています
毎年5年生になると多くの学生が同じようなことを話します。「歯科医師国家試験はまだ先です。」
「卒業(学士)試験は6年生になってから考えます。」
「今は実習をしっかり頑張ります。」
もちろんその気持ちはよく分かります。
5年生は講義だけではなく臨床実習も本格化し大学生活の中でも最も忙しい一年になります。目前の課題や実習に追われ「卒業(学士)試験」「歯科医師国家試験」という言葉を意識しながら毎日を過ごすことは簡単ではありません。
しかし僕は毎年同じことを学生へ伝えています。
卒業(学士)試験は6年生になって始まる試験ではありません。
5年生でどのような学習を積み重ねたかによってその結果は大きく決まります。
これは決して大げさな話ではありません。長年の間多くの学生を送り出してきた中で感じる一つの事実です。
5年生は「知識を集める一年」ではありません
CBTを終え実習が始まると多くの学生は一安心します。「一つ大きな試験が終わった。」
その気持ちは自然なことです。
しかしその安心感が次の一年を左右することがあります。
CBTは一つの通過点です。
卒業(学士)試験や歯科医師国家試験へ向かうための基礎を確認する試験でありゴールではありません。
5年生になってから必要になるのは「新しい知識を集めること」ではなく「知識を整理し臨床と結び付けること」です。
教科書で学んだ内容が実際の患者さんとどのようにつながるのか。
病態と治療がどのように結び付くのか。
この理解を積み重ねられる学生ほど6年生になってから大きく伸びます。
臨床実習は最高の教科書です
僕は学生に「実習は勉強時間が減る期間ではありません」とお話ししています。むしろ最も学力が伸びる期間です。
実際に患者さんを前にすると教科書だけでは分からなかったことが数多く見えてきます。
「なぜこの検査を行うのか。」
「なぜこの治療法が選択されるのか。」
「なぜこの説明が必要なのか。」
これらは臨床実習だからこそ理解できることです。
実習を終えた後は教科書を開いてください。
するとそれまで暗記していた内容が「理解」に変わっていきます。
この繰り返しが卒業(学士)試験や歯科医師国家試験で求められる力になります。
教科書へ戻れる学生は強い
近年の歯科医師国家試験は大きく変化しています。過去問を覚えているだけでは対応できない問題が増えています。
だからこそ僕は「教科書へ戻る勇気」を持ってほしいと思っています。
教科書は遠回りではありません。
最も確実で最短の近道です。
分からないことがあれば教科書へ戻る。
実習で疑問に思ったことを教科書で確認する。
この習慣を5年生のうちに身に付けた学生は6年生で慌てることが少なくなります。
今夏までに身に付けたい習慣
これから夏を迎えます。僕はこの夏までに一つだけ身に付けてほしい習慣があります。
それは「毎日復習すること」です。
長時間勉強する必要はありません。
しかしその日に学んだことをその日のうちに確認する。
この積み重ねが一年後には大きな差になります。
卒業(学士)試験が近づいてから一年分をまとめて復習することは現実的ではありません。
だからこそ今日の学びを今日終えることが大切なのです。
苦手科目から目を背けない
誰にでも苦手科目はあります。しかし苦手だから後回しにする。
これが一番危険です。
5年生には時間があります。
だからこそ苦手分野へ挑戦してください。
理解できないまま6年生になるとその苦手意識はさらに強くなります。
苦手を克服する最も良い時期は5年生です。
来春の卒業(学士)試験はもう始まっています
卒業(学士)試験は来年春に行われます。しかしその結果は来年春に決まるのではありません。
今年の夏。
今年の秋。
今年の冬。
この積み重ねによって決まります。
毎日の復習。
教科書を読む習慣。
実習で得た学びを整理する姿勢。
この一つひとつが卒業試験へつながっています。
卒業(学士)試験と歯科医師国家試験は一本の線です
以前は「卒業(学士)試験が終わってから歯科医師国家試験対策を始める」という考え方もありました。しかし現在の歯科医師国家試験ではその考え方は通用しません。
卒業(学士)試験で問われる知識と歯科医師国家試験で求められる知識は重なっています。
卒業(学士)試験対策は歯科医師国家試験対策でもあります。
逆に歯科医師国家試験を意識した学習は卒業(学士)試験にも役立ちます。
二つを別々に考える必要はありません。
一本の線として学習を積み重ねることが大切です。
最後に
5年生の一年は「まだ時間がある一年」ではありません。「最も準備ができる一年」です。
この一年をどう過ごすかで6年生の景色は大きく変わります。
卒業(学士)試験で苦しむ学生になるのか。
余裕を持って歯科医師国家試験へ向かう学生になるのか。
その分岐点は今です。
どうか毎日の積み重ねを大切にしてください。
教科書を開く一日。
実習を振り返る一日。
苦手分野と向き合う一日。
その一日一日が来年の卒業(学士)試験そして歯科医師国家試験合格へとつながっています。
「来年から頑張る」のではありません。
「今年から積み重ねる」。
その姿勢こそが卒業と歯科医師国家試験合格を同時に手にする一番確かな道だと僕は信じています。
実はこのコラムを「CBT終了から春期の過ごし方」の続編という位置付けで執筆しました。
最後迄有難う御座いました。
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歯科医師国家試験、歯科国試合格、歯科大学卒業・進級・留年、卒国試過去問、オンライン、CBT、歯科国試直前講習等をテーマに今後もコラム・よくある質問を公開させて頂く予定です。
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