塾長コラム
モバイル弘中塾とは何か|塾長コラム72 公開させて頂きました。
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各歯科大学生と既卒生のみなさん、こんにちは、弘中塾の弘中です。
今日は沢山頂きましたご質問で「モバイル弘中塾」について塾長コラムに僕の意見等をご説明させて頂きました。
どうぞ最後迄宜しくお願いします。
【モバイル弘中塾とは何か──
“自習力が試験の合否を分ける時代”を生きる受験生へ】
近年、歯学教育の現場では以前とは大きく異なる潮流が生まれています。
すでにお気づきの通り多くの大学が 自習 を促し学生自身に学習の主導権を委ねる傾向が一段と強まっています。
一見すると「学生の自主性を尊重している」と聞こえますが、その裏側には、歯科医師国家試験の難化・合格者数の抑制、そして私立歯学部の進級・卒業難化 といった明確な事情が横たわっています。
この環境変化下で、「自分で学習を組み立てられる学生」と「そうでない学生」の格差は年々どうしようもないほど大きく広がっているのが現実です。
こうした状況に最もフィットする形で生まれ、そして多くのお問い合わせを頂いているのが 「モバイル弘中塾」 です。
今日はこの仕組みの本質と、なぜ今、多くの学生に必要とされているのかを詳しくお伝えしたいと思います。
■ なぜ歯科大学は“自習”を強調するようになったのか
新型コロナ感染症の行動制限はすでに過去のものとなりました。
その後に残ったのは「人口減と歯科医師数が呼応する様になった」 という現実でした。
・講義中心のカリキュラムは内容の枝ベルが高く身につきにくい
・教員側も成績管理の厳格化に追われ個別学習を支える時間的余裕が少ない
・各歯科大学が抱える“合格率プレッシャー”によって進級判定が切り上がる
この結果、歯科大学側の方針はこうなってきました。
「自習によって学力を確実に伸ばし各試験に向けて自ら責任を持つ様に」
つまり、以前のように大学だけで進級・卒業や歯科国試を突破できる時代ではなくなっているのです。
■ 私立歯学部の“構造的な課題”が浮き彫りに
ここで一つ、はっきりと申し上げておきたいことがあります。
私立歯科大学6年間ストレート卒業率は全国平均で25%前後です。
これは、「4人に1人しか予定通り卒業できない」という非常に厳しい数字を意味します。
加えて歯科医師国家試験合格者数が絞られる中で学生の基礎学力不足が顕在化し進級・卒業審査も以前より格段に難しくなっています。
学生の側から見れば
「どこまで頑張れば合格レベルなのか」
「何をすべきで、何をすべきでないのか」が分からない状態で放り出されているようなものです。
この状況で大きな意味を持ってくるのが “自習の質と量” なのです。
■ 自習こそが歯科国試攻略の最重要スキルになっている
結論から言うと今の歯学部生に必要なのは「自習を軸に学習サイクルを回せる力」 です。
もっと具体的に言うと
何を
どの順番で
どれくらいやれば
どのレベルに到達するのか
これを 自分で管理できるかどうか が歯科国試だけでなく進級・卒業の成否を決めています。
ところが、ここに最も大きな問題があります。
多くの学生は 自習そのものの技術 を身に付けていません。
・計画を立てられない
・優先順位がわからない
・覚えたつもりで実は定着していない
・問題演習のタイミングが不適切
・やる気が続かない
・学習の軌道修正ができない
これは能力の問題ではありません。
正しい方法を知らないだけ です。
そしてこの部分を誰も手助けしてくれません。
予備校に通ったとしても、教室講義の延長で終わってしまうケースが多く肝心の“自習力”を体系的に学べる環境は難しいです。
そのギャップを埋めるために生まれたのが モバイル弘中塾 です。
■ モバイル弘中塾とは何か
——「あなたの自習」を指導する日本で唯一のオンライン歯科国試専門指導システムです
モバイル弘中塾は一言でいえば“自習を支えるための個別戦略指導” です。
一般的なオンライン授業や動画教材ともまったく異なります。
◎ モバイル弘中塾で提供しているもの
あなた専用の学習ロードマップ
科目ごとの到達目標設定
年間を通じた日々の進捗チェック
学習の優先順位づけ
歯科国試過去問・演習の適切な時期管理
塾長の定期的フィードバック
進級・卒業・歯科国試に必要な基準の明確化
メンタル等の精神論ではなく“方法論”による明示・支援
- 保護者会導入と各歯科大学の方向説明
- その他
こうした仕組みは「やる気があるのに結果がついてこない」という学生を着実に合格ラインへ引き上げるために設計されています。
■ なぜ“モバイル”が重要なのか?
歯科国試対策や進級・卒業対策は「その日やればよい」という類の学習では全くありません。
毎日、細かい軌道修正を積み重ねることこそが結果を作りそれしか方法がありません。
そのため以下が重要になります。
進捗に合わせて翌日の学習内容を調整できる
分からない部分をその場で質問できる
計画からズレたら即座に立て直せる
忙しい実習期間でも“自習の型”を保てる
これらを可能にするのがスマートフォンを中心としたモバイル型指導 なのです。
つまり、モバイル弘中塾は「いつでも・どこでも」指導があるのではありません。
“あなたの自習を毎日支えるためにモバイルが不可欠”という発想で設計されているのです。
■ 自習本来の価値
——「やった量」ではなく「合格レベルに向かう学習かどうか」
自習という言葉は簡単ですがその価値自体は次の一点に尽きます。
“合格レベルに向かっている学習になっているか”
モバイル弘中塾が評価頂いている理由はこの判定を毎日あなたに代わって行い必要に応じて軌道修正を加えていく仕組みを持っているからです。
自習ができる学生はストレートで卒業・歯科国試も一発で合格します。
反対に自習軸がブレてしまう学生はどれだけ時間をかけても結果が出ず最終的に留年や浪人を招いてしまいます。
だからこそ“自習力を確実に身につけられる環境”はこれまで以上に重要でありモバイル弘中塾が多くの学生に必要とされている理由でもあります。
■ モバイル弘中塾が目指しているのは「自立」ではなく「自走」
学生を最終的に歯科国試合格へ導くために必要なのは“自分で学習を回せる状態になること(自走)” です。
ただし、これは最初からできるはずがありません。
だからこそ
学習の設計
日々の管理
軌道修正
量と質の判断
これらを塾側が担いながら徐々に学生が自分で回せるように育てていくというステップを踏む必要があります。
モバイル弘中塾は、この形を全国のどこにいても実現できる唯一の仕組みです。
■ モバイル弘中塾を必要としているのはどんな学生なのか
実際に最も多いケースは以下です。
授業は受けられるが自習の組み立て方が分からない
分厚い教材をどこから手をつけて良いか分からない
歯科国試過去問を解いても実力が伸びている実感がない
実習期間に学習が止まってしまう
予備校等には通っていても成績が伸び悩んでいる
留年・進級の境界線を歩き本当に歯科国試合格ができるのか不安
全国どこにいても場所を問わず確実な専門的指導を受けたい
これらに一つでも当てはまる場合にモバイル弘中塾は非常に適した環境だと思います。
■ 最後に──迷っている方へ
コロナ後の歯学教育は、明らかに“自己責任型”へ移行しています。
しかし、これは学生が悪いのではありません。
環境が急激に変わり支援体制がそのスピードに追いついていないだけです。
だからこそ「自分の学習を自分で整えられるようになること」が歯学部生活の安定を生み進級・卒業・歯科医師国家試験の全てを突破する力になります。
もし今
何をすべきか迷っている
この先の学習に不安がある
自習の方法が正しいのか不安
自分の位置が分からない
そう感じているのであれば一度立ち止まり、環境を整えること をおすすめします。
そしてもし「自習を軸にしながら最短距離で合格レベルに到達したい」
そう思われるなら、モバイル弘中塾は必ず力になります。
沖縄の離島から道東迄お預かりしておりますので場所は全く関係ありません。
来年度も含め歯科医師国家試験を終わりにしましょう。
最後迄応援しています。
弘中塾
弘中 崇
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歯科医師国家試験、歯科国試合格、歯科大学卒業・進級・留年、卒国試過去問、オンライン、CBT、歯科国試直前講習等をテーマに今後もコラム・よくある質問を公開させて頂く予定です。モバイル弘中塾 (https://www.h-kobetsu.com/lp/mobile-hironakajuku/)
講義コース (https://h-kobetsu.com/course/)
政策委員長談話「需給問題が歯科医師の質低下に」/機関紙2017年6月1日号(№567)2面掲載 (https://www.tokyo-sk.com/featured/10655/) https://www.cato.or.jp/cbt/dentistry-cbt/index.html



