塾長コラム
・その23 「第104回歯科医師国家試験発表から2カ月余りが過ぎて。」
北海道大学 歯学部
東北大学 歯学部
長崎大学 歯学部
鹿児島大学 歯学部
九州大学 歯学部
徳島大学 歯学部
岡山大学 歯学部
東京医科歯科大学 歯学部
新潟大学 歯学部
大阪大学 歯学部
広島大学 歯学部
公立大学法人 九州歯科大学
北海道医療大学 歯学部
岩手医科大学 歯学部
奥羽大学 歯学部
日本歯科大学 新潟生命歯学部
日本大学 松戸歯学部
東京歯科大学 歯学部
愛知学院大学 歯学部
松本歯科大学 歯学部
福岡歯科大学 歯学部
日本大学 歯学部
日本歯科大学 生命歯学部
明海大学 歯学部
鶴見大学 歯学部
神奈川歯科大学 歯学部
大阪歯科大学 樟葉キャンパス
大阪歯科大学 天満橋キャンパス
昭和大学 歯学部
朝日大学 歯学部
各歯科大学生のみなさん、こんにちは、弘中塾の弘中崇です。
何時も、弘中塾HPをご覧頂きまして、本当に有難う御座います。
4、5,6年生、浪人生、保護者の方、その他、色々な方に見て頂き、僕も嬉しいです。
今回のコラムも、今、私が感じた事を、その儘、このコラムに書いて、皆さんの御意見を頂戴出来ればと、考えています。
さて、今回は、お話させて頂きたい事が3点ありますので、それを、以下に記します。
第1. 第105回対策と、今年度合否の分岐点。 第2. 来年度受験を予定している方へ。 第3. 塾事務局に良く頂くご質問に対するお答え。
以上です。
先ず、第1です。
第104回歯科医師国家試験の問題を塾は、精査致しましたが、一昨年に発売致しました、『弘中式絶対合格勉強法』にも書いています通り、
「年々、国家試験問題の難易度は易しく成り、この問題が出来なかった場合、貴方自身は、根本的な勉強方法が出来ているのかを、厳しく問われていると、
考えなくてはいけない。」と、お話して来ましたが、正にその方向に国家試験は、進んでいます。
では、どうして、問題が易しく成ったのに、国家試験は、難しく成ったと言われる様に成ったのでしょうか?
それは、合格判定を点数では無く、合格者数で切る方針に転換された、この一点に基づいている為です。
確かに、歯科医師国家試験は、資格試験ではありますが、中身は、選抜試験であり、本物の受験なのです。
ですから、過去に、受験を経験していなかったり、受験の本質を知らなかったりした場合、今の国家試験に合格する事は、決して出来ない、
そう言う性格の試験制度に生まれ変わったのです。
この事を、知っているのか、自分自身で受け止められているのか否かが、お話のスタートなのです。
良く、過去問集を夏迄に5周しなくてはいけないとか、頻繁に聞きますが、確かに、その位出来た方が良いのです。
しかし、夏迄に出来る生徒を今迄に僕は、片手で足りる程しか、お目に掛っていません。もし、その位出来るなら、医学部や、国立に入学出来ているでしょう。
従って、そのレベル迄、学力が到達出来ていないにも関わらず、そのテクニックだけを真似るのは、とても可哀想で気の毒な人だなと、僕は痛感しています。
その様な事を考えている人こそ、初めに、自身の学力を知り、高校時代を思い出して欲しいと、重ねてお願いしたいです。
本当の勉強を今迄に一度でもした事があるのか。中学受験に始まり、何か受験と言える事を通過してきたのか?
自身の過去を振り返れば、直ぐに答えが出る筈です。
悲劇を繰り返すのは、只、悲劇を悲劇と思わないからです。家族を苦しめ、人生をやり直す様な過ちを決して辿らないで欲しいです。
歯科大学の卒業と国家試験の合格は、二つで一つのセットです。合格迄を自身に課せられた義務として、本物の勉強とは何か、本物の受験とは何かを
学んで下さい。この事は、頭に叩き込んで、忘れないで欲しいですし、もし、忘れたら、貴方自身が、厚生労働省から忘れられるのです。
今一度、受験勉強とは、一体何か?を考えて下さい。
また、合否の分岐点についてですが、7月中旬迄に基礎科目を何処迄、修了(終了ではありません)出来たかが重要です。
臨床科目は、基礎科目の複合である事は、今迄、再三お話してきました。例えば、歯周病学=口腔組織学+歯科薬理学+口腔病理学+口腔生化学+外科手技です。補綴学、小児歯科学、歯科矯正学、口腔外科学等も、そうです。従って、16教科ある基礎科目を、一週間に一教科修了を目安にした場合、16週間要します。
そうすると、4月から開始したとして、7月下旬から8月初旬に仕上がる事と成りますが、是では、1カ月遅いです。
もう少しピッチを上げて、七夕近辺に到達点を持ってくる事が、目標であり、至上命題です。
もし、到達出来なければ、ひょっとすると、秋からの追い上げに間に合わないでしょうから、今年度の見通しについて、実は、試験を受けてみなくては
分らないのでは無く、夏迄に略、答えが出ると、思って貰って良いですし、塾もその様に考えています。
これは、お米の成長と同じ道筋だと、思いませんか?
秋の収穫を目指し、今の時期に田植えを行い、来る日も来る日も田んぼに足を運び、稲の状態を管理する。
自分が、田んぼに何回行くかは、全く問題では無く、どの時期に何をしているのか。それだけが問われるのです。
収穫と受験は同意であり、テクニカルを問われているものではありません。
次に、第2です。
是は、5年生の皆さんにお伝えします。しかし、CBTを控えた4年生にも通じますので、是非、一読をお願いします。
是からの国家試験が、2年計画で進めなくては、到底間に合わない事は、既にお話した通りです。
一年遅れたら一浪して、6年の夏頃から始めたら、2浪を覚悟する。受験の本質とは、理に適っていて、この線を越える事はありません。
従って、皆さんの先輩で、卒業と国家試験に単年度合格をした人もいれば、数年要した人もいるでしょう。
自身の過去を考え、どの時期から始めるのが適切か、判断して下さい。スーパーに卵を買いに行く事とは全く違うので、早いのが決して良い訳ではありません。
一般論ですが、5年生の夏頃から始めると、単年度で決着出来ると、僕は思います。
以前、灘校出身の友人が、僕に、中学3年生の春か、遅く共、秋に始めれば、必ず大学受験は上手くいくよと、話していましたが、
一年遅れれば、それだけ、遅れると思います。受験とは、何時始めるかで、答えが出ます。
4,5年生の皆さん、今がとても良い時期です。僕の話を、騙されたと思って、受け入れて下さい。
最後に、第3についてです。
この数年間、ある特定の大学在校生とその卒業生から、「弘中塾は、本学生徒に対して、絶対に2年計画が必要と、話している様ですが、何故ですか?
他大学はどうなのですか?」とのご質問を頂きます。
その時、当塾は、その大学在校生と卒業生に、勉強の根本的な組み立てが形に成っていない。本当の受験を潜って来たのかと、厳しく聞いています。
塾長面談に際して、出身大学は一切問題にしていませんから、国立大学出身者にも同じ話をしています。
しかし、受験そのものを軽く考え過ぎている場合が余りにも多いのが、その大学に特徴として出ています。
確かに、他大学にもその様な人物は居ますが、僕の話で、納得している事が殆どです。決して、全員とは成らないでしょうし、偶然だったとも考えられますが、
余りにも、連続しています。過去に、しっかり聞いてくれたのは、2人のみでした。
更に、大学教務部の様々な妨害も酷く、決して、他大学には無い事で、毎年、苦慮しているのが、現状です。こう云った経緯から、その大学に対しては、
入塾をお断りする方向で決定していますが、あくまでも、その本人と正面から向き合って結論を出しています。
何れにせよ、2年計画は必要と、話しているのは事実ですし、今年度以降の国家試験を踏まえると、尚更です。
その大学は、昨年度、6年生が130人いたそうで、卒業が、65人(50%)、国家試験合格者が56人(43%)と聞きます。
その43%以外が当塾に来た場合、やはり2年計画に成ると考えるのは、至極当然と、判断します。
一方で、「弘中塾は、本当に厳しい。しかし、一年間黙って勉強を進めれば、合格は問題無しだろう。」と、言っている大学もあります。
どうして、同じ私立でありながら、こうも違うのでしょうか?
弘中塾は、国家試験合格を目指す事を目的にしていますが、勉強とは何か?受験とは何か?を徹底的に塾生に叩き込んでいく事に軸をおいています。
私も中学受験では、苦い思い出があります。この経験を糧にして、「受験で失敗しない」「繰り返さない」の二本柱を大切に育てていく事を、皆さんにお約束します。
末筆ながら、皆さんに一つだけ守って欲しい事があります。
貴方が受験をするなら、本物の受験をした者に聞きなさい。
次回の塾長コラムは、基礎科目が仕上がった七夕辺りを予定しています。
それ迄に、一人で悩まずに、塾事務局に何でもメールして下さい。
必ず、僕が読みます。
打ち明けたその時に、半分以上が解決しています。
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各歯科大学生のみなさん、こんにちは、弘中塾の弘中崇です。
何時も、弘中塾HPをご覧頂きまして、本当に有難う御座います。
4、5,6年生、浪人生、保護者の方、その他、色々な方に見て頂き、僕も嬉しいです。
今回のコラムも、今、私が感じた事を、その儘、このコラムに書いて、皆さんの御意見を頂戴出来ればと、考えています。
さて、今回は、お話させて頂きたい事が3点ありますので、それを、以下に記します。
第1. 第105回対策と、今年度合否の分岐点。 第2. 来年度受験を予定している方へ。 第3. 塾事務局に良く頂くご質問に対するお答え。
以上です。
先ず、第1です。
第104回歯科医師国家試験の問題を塾は、精査致しましたが、一昨年に発売致しました、『弘中式絶対合格勉強法』にも書いています通り、
「年々、国家試験問題の難易度は易しく成り、この問題が出来なかった場合、貴方自身は、根本的な勉強方法が出来ているのかを、厳しく問われていると、
考えなくてはいけない。」と、お話して来ましたが、正にその方向に国家試験は、進んでいます。
では、どうして、問題が易しく成ったのに、国家試験は、難しく成ったと言われる様に成ったのでしょうか?
それは、合格判定を点数では無く、合格者数で切る方針に転換された、この一点に基づいている為です。
確かに、歯科医師国家試験は、資格試験ではありますが、中身は、選抜試験であり、本物の受験なのです。
ですから、過去に、受験を経験していなかったり、受験の本質を知らなかったりした場合、今の国家試験に合格する事は、決して出来ない、
そう言う性格の試験制度に生まれ変わったのです。
この事を、知っているのか、自分自身で受け止められているのか否かが、お話のスタートなのです。
良く、過去問集を夏迄に5周しなくてはいけないとか、頻繁に聞きますが、確かに、その位出来た方が良いのです。
しかし、夏迄に出来る生徒を今迄に僕は、片手で足りる程しか、お目に掛っていません。もし、その位出来るなら、医学部や、国立に入学出来ているでしょう。
従って、そのレベル迄、学力が到達出来ていないにも関わらず、そのテクニックだけを真似るのは、とても可哀想で気の毒な人だなと、僕は痛感しています。
その様な事を考えている人こそ、初めに、自身の学力を知り、高校時代を思い出して欲しいと、重ねてお願いしたいです。
本当の勉強を今迄に一度でもした事があるのか。中学受験に始まり、何か受験と言える事を通過してきたのか?
自身の過去を振り返れば、直ぐに答えが出る筈です。
悲劇を繰り返すのは、只、悲劇を悲劇と思わないからです。家族を苦しめ、人生をやり直す様な過ちを決して辿らないで欲しいです。
歯科大学の卒業と国家試験の合格は、二つで一つのセットです。合格迄を自身に課せられた義務として、本物の勉強とは何か、本物の受験とは何かを
学んで下さい。この事は、頭に叩き込んで、忘れないで欲しいですし、もし、忘れたら、貴方自身が、厚生労働省から忘れられるのです。
今一度、受験勉強とは、一体何か?を考えて下さい。
また、合否の分岐点についてですが、7月中旬迄に基礎科目を何処迄、修了(終了ではありません)出来たかが重要です。
臨床科目は、基礎科目の複合である事は、今迄、再三お話してきました。例えば、歯周病学=口腔組織学+歯科薬理学+口腔病理学+口腔生化学+外科手技です。補綴学、小児歯科学、歯科矯正学、口腔外科学等も、そうです。従って、16教科ある基礎科目を、一週間に一教科修了を目安にした場合、16週間要します。
そうすると、4月から開始したとして、7月下旬から8月初旬に仕上がる事と成りますが、是では、1カ月遅いです。
もう少しピッチを上げて、七夕近辺に到達点を持ってくる事が、目標であり、至上命題です。
もし、到達出来なければ、ひょっとすると、秋からの追い上げに間に合わないでしょうから、今年度の見通しについて、実は、試験を受けてみなくては
分らないのでは無く、夏迄に略、答えが出ると、思って貰って良いですし、塾もその様に考えています。
これは、お米の成長と同じ道筋だと、思いませんか?
秋の収穫を目指し、今の時期に田植えを行い、来る日も来る日も田んぼに足を運び、稲の状態を管理する。
自分が、田んぼに何回行くかは、全く問題では無く、どの時期に何をしているのか。それだけが問われるのです。
収穫と受験は同意であり、テクニカルを問われているものではありません。
次に、第2です。
是は、5年生の皆さんにお伝えします。しかし、CBTを控えた4年生にも通じますので、是非、一読をお願いします。
是からの国家試験が、2年計画で進めなくては、到底間に合わない事は、既にお話した通りです。
一年遅れたら一浪して、6年の夏頃から始めたら、2浪を覚悟する。受験の本質とは、理に適っていて、この線を越える事はありません。
従って、皆さんの先輩で、卒業と国家試験に単年度合格をした人もいれば、数年要した人もいるでしょう。
自身の過去を考え、どの時期から始めるのが適切か、判断して下さい。スーパーに卵を買いに行く事とは全く違うので、早いのが決して良い訳ではありません。
一般論ですが、5年生の夏頃から始めると、単年度で決着出来ると、僕は思います。
以前、灘校出身の友人が、僕に、中学3年生の春か、遅く共、秋に始めれば、必ず大学受験は上手くいくよと、話していましたが、
一年遅れれば、それだけ、遅れると思います。受験とは、何時始めるかで、答えが出ます。
4,5年生の皆さん、今がとても良い時期です。僕の話を、騙されたと思って、受け入れて下さい。
最後に、第3についてです。
この数年間、ある特定の大学在校生とその卒業生から、「弘中塾は、本学生徒に対して、絶対に2年計画が必要と、話している様ですが、何故ですか?
他大学はどうなのですか?」とのご質問を頂きます。
その時、当塾は、その大学在校生と卒業生に、勉強の根本的な組み立てが形に成っていない。本当の受験を潜って来たのかと、厳しく聞いています。
塾長面談に際して、出身大学は一切問題にしていませんから、国立大学出身者にも同じ話をしています。
しかし、受験そのものを軽く考え過ぎている場合が余りにも多いのが、その大学に特徴として出ています。
確かに、他大学にもその様な人物は居ますが、僕の話で、納得している事が殆どです。決して、全員とは成らないでしょうし、偶然だったとも考えられますが、
余りにも、連続しています。過去に、しっかり聞いてくれたのは、2人のみでした。
更に、大学教務部の様々な妨害も酷く、決して、他大学には無い事で、毎年、苦慮しているのが、現状です。こう云った経緯から、その大学に対しては、
入塾をお断りする方向で決定していますが、あくまでも、その本人と正面から向き合って結論を出しています。
何れにせよ、2年計画は必要と、話しているのは事実ですし、今年度以降の国家試験を踏まえると、尚更です。
その大学は、昨年度、6年生が130人いたそうで、卒業が、65人(50%)、国家試験合格者が56人(43%)と聞きます。
その43%以外が当塾に来た場合、やはり2年計画に成ると考えるのは、至極当然と、判断します。
一方で、「弘中塾は、本当に厳しい。しかし、一年間黙って勉強を進めれば、合格は問題無しだろう。」と、言っている大学もあります。
どうして、同じ私立でありながら、こうも違うのでしょうか?
弘中塾は、国家試験合格を目指す事を目的にしていますが、勉強とは何か?受験とは何か?を徹底的に塾生に叩き込んでいく事に軸をおいています。
私も中学受験では、苦い思い出があります。この経験を糧にして、「受験で失敗しない」「繰り返さない」の二本柱を大切に育てていく事を、皆さんにお約束します。
末筆ながら、皆さんに一つだけ守って欲しい事があります。
貴方が受験をするなら、本物の受験をした者に聞きなさい。
次回の塾長コラムは、基礎科目が仕上がった七夕辺りを予定しています。
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必ず、僕が読みます。
打ち明けたその時に、半分以上が解決しています。
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