塾長コラム
・その22「第104回歯科医師国家試験を ①受験できる人 ②出来なかった人 そして、来年度に受験する人へ。」
北海道大学 歯学部
東北大学 歯学部
長崎大学 歯学部
鹿児島大学 歯学部
九州大学 歯学部
徳島大学 歯学部
岡山大学 歯学部
東京医科歯科大学 歯学部
新潟大学 歯学部
大阪大学 歯学部
広島大学 歯学部
公立大学法人 九州歯科大学
北海道医療大学 歯学部
岩手医科大学 歯学部
奥羽大学 歯学部
日本歯科大学 新潟生命歯学部
日本大学 松戸歯学部
東京歯科大学 歯学部
愛知学院大学 歯学部
松本歯科大学 歯学部
福岡歯科大学 歯学部
日本大学 歯学部
日本歯科大学 生命歯学部
明海大学 歯学部
鶴見大学 歯学部
神奈川歯科大学 歯学部
大阪歯科大学 樟葉キャンパス
大阪歯科大学 天満橋キャンパス
昭和大学 歯学部
朝日大学 歯学部
各歯科大学生のみなさん、こんにちは、弘中塾の弘中崇です。
大変、御無沙汰してしまい、本当に申し訳ありません。早いもので、国家試験の直前に成ってしまいました。
今回のコラムは、題名にも有ります様に、3つの観点からお話をさせて頂きます。
少し、厳しい内容に成りますが、その点は、了承して下さい。
先ず、①受験出来る人についてです。
卒業が無事に出来て、最終の追い込みをされていると思いますが、各科目の予想を僕の判断と、推測で以下に述べさせて頂きますが、
その前に一つだけ、お伝えします。
昨夏、今年度の国家試験合格者数を1700人(昨年度の700人減、細かい理由は、紙面の関係上、省略します。)にする事が決まり、
各大学で、この事が議論され、6年生を集めた説明会でも、大学側は徹底して周知させています。実際は、1900人位と、僕は予測して
いますが、分りません。何れにしても、2000人以下は必定でしょう。そう思って下さい。
その様な事を試験直前に言われてもと、仰る人がいると思いますが、これは、受験生なら常識と捉えて下さい。
反論や異論は一切駄目です。
この事を踏まえて考えると、「今年度の受験生は、今年度限り。」との方針に成ります。
理由として、来年度は、更に合格者数を削減する為、今年度が不合格だった場合、現役生優先の合格制度を勘案すれば、浪人生の
合格する可能性は、100歩譲って、1浪迄です。その1浪も、合格者数の構成比をみると、10%位なので、170人位が妥当な線でしょう。
毎年、現役生の不合格者数が何人いるか。皆さんに説明は要らないでしょう。
従って、今年度、2浪以上の受験生は、来年度はありません。
これは、今此処で、断言します。
ですから、今年、決着をお願いします。
さて、各科目についてです。
・口腔解剖学⇒歯の形態と異常、根の数、乳歯と永久歯の違い、発生頻度。
・人体解剖学⇒骨の断面図、筋の支配神経、由来、発生、脈管の肢と分布、孔、溝、管を確認せよ。
・組織学⇒支持組織、細胞(の形態)、分化、血液。
・口腔組織学⇒歯周組織、発生、歯胚。カラーアトラスは必ず見よ。
・生理学⇒循環、酸塩基平衡、筋と神経の関係。
・口腔生理学⇒反射と経路。
・歯科薬理学⇒受容体、相互作用、動態。
・口腔生化学⇒歯周組織の構成成分、ホルモンの分泌と器官、代謝。
・歯科理工学⇒印象材、CR、セメント、インプラント。
・口腔病理学⇒嚢胞、腫瘍のカラーアトラス、好発部位、性差と年齢、
・病理学⇒細胞分裂、遺伝子、染色方法、アポトーシスとネクローシス。
・歯科放射線学(物理分野のみ。)⇒サイドリーダーの前半は丸覚え、構造、性質、分類、器具と機材の名称。
・口腔微生物学⇒感染症の土台学問なので、細菌の形態、構造、性質、G染色。
・衛生・公衆衛生学⇒医療費、財政、年金、歯科医師数、諸外国の財務、人口、年齢層。
・口腔衛生学⇒フッ素、代用甘味料、幼児、間食、唾液。
・社会歯科学⇒老人人口、保険制度。
・全部床義歯学⇒総論を丸覚え。器具と機材の名称、破折、調整。
・部分床義歯学⇒、脱離、破折、理工学の本(ライブ等)と併せて、材料を復習せよ。
・クラウン・ブリッジ補綴学⇒特に山はないので、100点を目指せ。
・歯内療法学⇒歯内、根尖の鑑別、器具、薬剤成分、漂白、100点を目指せ。
・歯周病学⇒口腔微生物学と併せて。術式の適応と禁忌、歯周組織の形態。100点を目指せ。
・保存修復学⇒窩洞、器具、機材、保存修復学21を見よ。
・小児歯科学/歯科矯正学⇒発生、発育、年齢、器具の適用時期、分析。
・口腔外科学(歯科麻酔学を含みます。)⇒奇形、顎関節の発生、唾液腺疾患。
・歯科放射線学⇒診断学は、サイドリーダーの章末問題を再度解け。防護。画像診断学を見よ。
以上です。
不足、疑問点があると思いますが、その時は、どしどしメールを下さい。
待っています。試験に間に合う様に、返信します。
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次に、②受験出来なかった人についてです。
今年度の合格者数を1700人にする事は、既にお話しましたが、来年度は、もっと厳しい合格者数に成ります。
しかも、下の学年から進級した人数を加算した受験者の総数で、その年に決着をつける事が条件です。単年度合格しかないのです。
塾設立から今日迄、言って来た事ですので、塾としては、別段、驚いておりません。
必ず、合格迄、もっていきましょう。
最後に、来年度に受験する人へです。
僕から是非、お願いがあります。今頃は登院実習で忙しい事と思いますが、今から、基礎科目を始めて下さい。
4月以降には、時間が取れず、これらの科目は全く出来ません。4月の新学期迄が一番良い時期です。この時期しかないのです。
留年が決まって入塾した本科生、通信受講を始めた5年生も、今から基礎科目を始めています。春に成る迄が勝負なのです。
この仕事を始めて10年に成りますが、昨年度から、この方針が如実に出て来ました。是から益々、この傾向が強まるでしょう。
今しかありません。始めて下さい。
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各歯科大学生のみなさん、こんにちは、弘中塾の弘中崇です。
大変、御無沙汰してしまい、本当に申し訳ありません。早いもので、国家試験の直前に成ってしまいました。
今回のコラムは、題名にも有ります様に、3つの観点からお話をさせて頂きます。
少し、厳しい内容に成りますが、その点は、了承して下さい。
先ず、①受験出来る人についてです。
卒業が無事に出来て、最終の追い込みをされていると思いますが、各科目の予想を僕の判断と、推測で以下に述べさせて頂きますが、
その前に一つだけ、お伝えします。
昨夏、今年度の国家試験合格者数を1700人(昨年度の700人減、細かい理由は、紙面の関係上、省略します。)にする事が決まり、
各大学で、この事が議論され、6年生を集めた説明会でも、大学側は徹底して周知させています。実際は、1900人位と、僕は予測して
いますが、分りません。何れにしても、2000人以下は必定でしょう。そう思って下さい。
その様な事を試験直前に言われてもと、仰る人がいると思いますが、これは、受験生なら常識と捉えて下さい。
反論や異論は一切駄目です。
この事を踏まえて考えると、「今年度の受験生は、今年度限り。」との方針に成ります。
理由として、来年度は、更に合格者数を削減する為、今年度が不合格だった場合、現役生優先の合格制度を勘案すれば、浪人生の
合格する可能性は、100歩譲って、1浪迄です。その1浪も、合格者数の構成比をみると、10%位なので、170人位が妥当な線でしょう。
毎年、現役生の不合格者数が何人いるか。皆さんに説明は要らないでしょう。
従って、今年度、2浪以上の受験生は、来年度はありません。
これは、今此処で、断言します。
ですから、今年、決着をお願いします。
さて、各科目についてです。
・口腔解剖学⇒歯の形態と異常、根の数、乳歯と永久歯の違い、発生頻度。
・人体解剖学⇒骨の断面図、筋の支配神経、由来、発生、脈管の肢と分布、孔、溝、管を確認せよ。
・組織学⇒支持組織、細胞(の形態)、分化、血液。
・口腔組織学⇒歯周組織、発生、歯胚。カラーアトラスは必ず見よ。
・生理学⇒循環、酸塩基平衡、筋と神経の関係。
・口腔生理学⇒反射と経路。
・歯科薬理学⇒受容体、相互作用、動態。
・口腔生化学⇒歯周組織の構成成分、ホルモンの分泌と器官、代謝。
・歯科理工学⇒印象材、CR、セメント、インプラント。
・口腔病理学⇒嚢胞、腫瘍のカラーアトラス、好発部位、性差と年齢、
・病理学⇒細胞分裂、遺伝子、染色方法、アポトーシスとネクローシス。
・歯科放射線学(物理分野のみ。)⇒サイドリーダーの前半は丸覚え、構造、性質、分類、器具と機材の名称。
・口腔微生物学⇒感染症の土台学問なので、細菌の形態、構造、性質、G染色。
・衛生・公衆衛生学⇒医療費、財政、年金、歯科医師数、諸外国の財務、人口、年齢層。
・口腔衛生学⇒フッ素、代用甘味料、幼児、間食、唾液。
・社会歯科学⇒老人人口、保険制度。
・全部床義歯学⇒総論を丸覚え。器具と機材の名称、破折、調整。
・部分床義歯学⇒、脱離、破折、理工学の本(ライブ等)と併せて、材料を復習せよ。
・クラウン・ブリッジ補綴学⇒特に山はないので、100点を目指せ。
・歯内療法学⇒歯内、根尖の鑑別、器具、薬剤成分、漂白、100点を目指せ。
・歯周病学⇒口腔微生物学と併せて。術式の適応と禁忌、歯周組織の形態。100点を目指せ。
・保存修復学⇒窩洞、器具、機材、保存修復学21を見よ。
・小児歯科学/歯科矯正学⇒発生、発育、年齢、器具の適用時期、分析。
・口腔外科学(歯科麻酔学を含みます。)⇒奇形、顎関節の発生、唾液腺疾患。
・歯科放射線学⇒診断学は、サイドリーダーの章末問題を再度解け。防護。画像診断学を見よ。
以上です。
不足、疑問点があると思いますが、その時は、どしどしメールを下さい。
待っています。試験に間に合う様に、返信します。
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次に、②受験出来なかった人についてです。
今年度の合格者数を1700人にする事は、既にお話しましたが、来年度は、もっと厳しい合格者数に成ります。
しかも、下の学年から進級した人数を加算した受験者の総数で、その年に決着をつける事が条件です。単年度合格しかないのです。
塾設立から今日迄、言って来た事ですので、塾としては、別段、驚いておりません。
必ず、合格迄、もっていきましょう。
最後に、来年度に受験する人へです。
僕から是非、お願いがあります。今頃は登院実習で忙しい事と思いますが、今から、基礎科目を始めて下さい。
4月以降には、時間が取れず、これらの科目は全く出来ません。4月の新学期迄が一番良い時期です。この時期しかないのです。
留年が決まって入塾した本科生、通信受講を始めた5年生も、今から基礎科目を始めています。春に成る迄が勝負なのです。
この仕事を始めて10年に成りますが、昨年度から、この方針が如実に出て来ました。是から益々、この傾向が強まるでしょう。
今しかありません。始めて下さい。