塾長コラム

その22「第104回歯科医師国家試験を、①受験できる人 ②出来なかった人、そして、来年度に受験する人へ。」

皆さん、こんにちは。弘中塾の弘中崇です。

大変、御無沙汰してしまい、本当に申し訳ありません。早いもので、国家試験の直前に成ってしまいました。

今回のコラムは、題名にも有ります様に、3つの観点からお話をさせて頂きます。

少し、厳しい内容に成りますが、その点は、了承して下さい。

先ず、①受験出来る人についてです。
卒業が無事に出来て、最終の追い込みをされていると思いますが、各科目の予想を僕の判断と、推測で以下に述べさせて頂きますが、
その前に一つだけ、お伝えします。
昨夏、今年度の国家試験合格者数を1700人(昨年度の700人減、細かい理由は、紙面の関係上、省略します。)にする事が決まり、
各大学で、この事が議論され、6年生を集めた説明会でも、大学側は徹底して周知させています。実際は、1900人位と、僕は予測して
いますが、分りません。何れにしても、2000人以下は必定でしょう。そう思って下さい。
その様な事を試験直前に言われてもと、仰る人がいると思いますが、これは、受験生なら常識と捉えて下さい。
反論や異論は一切駄目です。
この事を踏まえて考えると、「今年度の受験生は、今年度限り。」との方針に成ります。
理由として、来年度は、更に合格者数を削減する為、今年度が不合格だった場合、現役生優先の合格制度を勘案すれば、浪人生の
合格する可能性は、100歩譲って、1浪迄です。その1浪も、合格者数の構成比をみると、10%位なので、170人位が妥当な線でしょう。
毎年、現役生の不合格者数が何人いるか。皆さんに説明は要らないでしょう。

従って、今年度、2浪以上の受験生は、来年度はありません。
これは、今此処で、断言します。
ですから、今年、決着をお願いします。

さて、各科目についてです。

・口腔解剖学⇒歯の形態と異常、根の数、乳歯と永久歯の違い、発生頻度。

・人体解剖学⇒骨の断面図、筋の支配神経、由来、発生、脈管の肢と分布、孔、溝、管を確認せよ。

・組織学⇒支持組織、細胞(の形態)、分化、血液。

・口腔組織学⇒歯周組織、発生、歯胚。カラーアトラスは必ず見よ。

・生理学⇒循環、酸塩基平衡、筋と神経の関係。

・口腔生理学⇒反射と経路。

・歯科薬理学⇒受容体、相互作用、動態。

・口腔生化学⇒歯周組織の構成成分、ホルモンの分泌と器官、代謝。

・歯科理工学⇒印象材、CR、セメント、インプラント。

・口腔病理学⇒嚢胞、腫瘍のカラーアトラス、好発部位、性差と年齢、

・病理学⇒細胞分裂、遺伝子、染色方法、アポトーシスとネクローシス。

・歯科放射線学(物理分野のみ。)⇒サイドリーダーの前半は丸覚え、構造、性質、分類、器具と機材の名称。

・口腔微生物学⇒感染症の土台学問なので、細菌の形態、構造、性質、G染色。

・衛生・公衆衛生学⇒医療費、財政、年金、歯科医師数、諸外国の財務、人口、年齢層。

・口腔衛生学⇒フッ素、代用甘味料、幼児、間食、唾液。

・社会歯科学⇒老人人口、保険制度。

・全部床義歯学⇒総論を丸覚え。器具と機材の名称、破折、調整。

・部分床義歯学⇒、脱離、破折、理工学の本(ライブ等)と併せて、材料を復習せよ。

・クラウン・ブリッジ補綴学⇒特に山はないので、100点を目指せ。

・歯内療法学⇒歯内、根尖の鑑別、器具、薬剤成分、漂白、100点を目指せ。

・歯周病学⇒口腔微生物学と併せて。術式の適応と禁忌、歯周組織の形態。100点を目指せ。

・保存修復学⇒窩洞、器具、機材、保存修復学21を見よ。

・小児歯科学/歯科矯正学⇒発生、発育、年齢、器具の適用時期、分析。

・口腔外科学(歯科麻酔学を含みます。)⇒奇形、顎関節の発生、唾液腺疾患。

・歯科放射線学⇒診断学は、サイドリーダーの章末問題を再度解け。防護。画像診断学を見よ。

以上です。

不足、疑問点があると思いますが、その時は、どしどしメールを下さい。
待っています。試験に間に合う様に、返信します。

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次に、②受験出来なかった人についてです。
今年度の合格者数を1700人にする事は、既にお話しましたが、来年度は、もっと厳しい合格者数に成ります。
しかも、下の学年から進級した人数を加算した受験者の総数で、その年に決着をつける事が条件です。単年度合格しかないのです。
塾設立から今日迄、言って来た事ですので、塾としては、別段、驚いておりません。
必ず、合格迄、もっていきましょう。

最後に、来年度に受験する人へです。
僕から是非、お願いがあります。今頃は登院実習で忙しい事と思いますが、今から、基礎科目を始めて下さい。
4月以降には、時間が取れず、これらの科目は全く出来ません。4月の新学期迄が一番良い時期です。この時期しかないのです。
留年が決まって入塾した本科生、通信受講を始めた5年生も、今から基礎科目を始めています。春に成る迄が勝負なのです。
この仕事を始めて10年に成りますが、昨年度から、この方針が如実に出て来ました。是から益々、この傾向が強まるでしょう。

今しかありません。始めて下さい。
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