塾長コラム
・塾長コラム59 第115回歯科医師国家試験を終わって一ヶ月が経過しました
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第115回歯科医師国家試験から丁度1ヶ月が経過しましたが、この間はどうされていましたか?
今回の塾長コラム59は、この一ヶ月間では無く2021年度卒業等を含め色々な視点からお話が出来ればと思います。
先ず、みなさんご存知の様に第116回歯科医師国家試験から「基礎問題」が無くなり全問「臨床問題」へ移行します。この事は一見、得点しずらい「基礎問題」から解放され、やっと3点/問に集中出来る様に成ると思われますが実はそうでは無く、以前から当塾にて配信していますYoutubeでも申し上げています様に選択肢も6肢に成り、その「臨床問題」に「基礎問題」が組み込まれる事を意味しています。
従って、「臨床問題」なのに「基礎問題」肢で正解肢を迫られる事と同意と考えて欲しいのです。
例えば、口腔外科学問題に「口腔病理学」や「一般生理学」等が入ったり、歯科矯正学に「一般生化学」が、歯周病学に「口腔組織学」が、小児歯科学に「口腔発生」が組まれたりと。こんな感じと予想しています。ですから、浪人生にとっては、基礎問題こそが苦しめられ続けてきた事でもあり、そのお気持ちは十分に分かりますが来年度対策からは、この「基礎問題」対策こそが合否境界線に大きく関与してきます。
平成27年度厚労省答申内容にあります様に合格者数1500人を上限とする事が決まっていますので、いつ実行されるかは全く未定ですが、いつ実行されても良い実力が求められています。
恐らくは、仮に1500人と成った場合でも国公立合格者数に変動は無いと当塾も試算していますので私立現役生と浪人生は、可能ならば3月に入りました今、そろそろ自己採点結果を見て厳しいと思われる様なら勉強を開始して欲しいです。その時は勿論、「基礎科目」対策から開始して5月連休中に修了させる計画で「臨床問題」対策も併走させて下さい。
次に2021年度卒業についてですが、上述しています様に第116回から試験制度そのものが大きく変化する事からも例年以上に卒業人数を増加させた大学があると聞いています。大学側の真意を推察すれば、出来るだけ卒業させ受験して欲しいとの思いではと考えますが反対に、卒業生数を絞るか例年通りとしている大学は、来年度を見据え判定基準を見極めていると考えます。
ですから、来年度卒業は今年度以上の考えに基づき進める必要があると断言出来ます。
今月から順次Youtubeにて配信していきますが、確実な試験計画を立てていけば合格への道のりで往路は出来たと同じですから、丁寧に進めていく事で復路の11月末頃に仕上がりが見えると思います。
最後に、2022年1月下旬から3月初旬迄のお問い合わせについて幾つか申し上げます。
多くのお問い合わせを頂きましたが特に、6年生での留年を結果として受け入れ2022年度に向けて、どの様に進めていけば良いのか全く分かりませんとの内容がありました。
この留年ですが、以下の2つに分けて考えなくてはいけません。
①2021年10~11月頃に決まった場合
卒業試験の前段階にて判定が出たので国家試験出願前と考え無くてはいけませんから、出願者数に加味されていません。そうしますと、大学側の立場で考えると、時期的な問題だけでは無く、相当手前の実力ではないのかと判断していますので、留年が決まったその時期に、今後の事を見据え2022年度に向けてどの様な方針をご家族で結論されるのかを冷静にお話合う事が第一です。
当塾は毎年、同様のご家族を沢山3月下旬迄のご面談にて経験しておりますので、第116回以降の試験制度を踏まえ先ずは今一度、ご連絡頂ければと思います。
②2022年1月中旬に決まった場合
各大学で、留年生が翌年度卒業時国試合格を推計していると思いますが、留年無しと比較しても難しい結果に成っていると思います。この歯科医師国家試験は選抜試験と同意なので合格の順番が在籍年数に直結しています。
司法試験も同様にです。この事は間違いありません。
従って、どうしても留年無しとご自身の位置付けを見定めて進める事が大切で、昨年度以上の加点が必要です。
今年度の留年が決まり「放校処分」「自主退学」と成りましたが、今後の事を考えると何も思い付かないので、どうしたら良いでしょうか?
ご年齢を聞きますと28~31歳辺りの方が多く、ご自身のお気持ちは、この2年間はコロナが大きな社会問題と成っている事から就職は非常に難しいと実感している様です。一方、この状況なら仮にコロナ社会で無くても厳しいとのお考えをお持ちの方が非常に多いのも実情です。
公衆衛生学を活かした就職先や運送会社、タクシー会社等へお電話をされ面接に進んでいる方、言語聴覚士を目指して今春から入学する予定の方、ご実家へ戻り漁業組合や農協への就職も始めています。
何れにしても、他大学への方向を完全に捨てて大きく方向転換をしていく方が多く見られます。
このコラムで色々と述べてきましたが厚労省医政局の方にも当塾からお聞き頂きたい思いがあります。
この10年間を見ますと自民党、日本歯科医師会と厚労省の三者にて歯科医師国家試験問題を多角的に議論されてこられた事は承知しています。
上限1500人や1200人だとする答申も拝見してきましたが、2000人固定が数年続いています。
この合格者数問題に終止符を打つ為にも、貴局は貴局としての方針を貫かれても良いと考えます。いつ削減されるのか分からないまま受験するよりも、はっきりと方針を実現させれば、受験生も冷静に納得する筈です。1500人や1200人と成っても誰も驚いたりしないでしょう。各大学も十分に保護者や学生に説明していると話していますし、この時代、インターネットで検索すれば、沢山の資料が出てくるので、知らなかった人が果たしているのかとも思います。
2021年12月から、当塾直前講習にて「外傷」問題を10問位予測しましたが、その内訳も的中出来ました。しかし、毎年の予測として当塾は取り立てておりません。それは、歯科医師国家試験を分析すれば教科書から出題され非常に丁寧な構成と感じているからです。ストライク問題を聞いてくるでしょうし、それを打ち返せて始めて合格と判断されていると毎年思っています。
ですから、過去問に追われるのでは無く、過去問が無くても教科書を携え方針を立てて進めれば 合格してしまう。
試験と考えています。合格者数が減れば浪人生が増えるので弘中塾等は儲かって笑いが止まらないだろうと仰る方が非常に多いですが、果たしてそうでしょうか?
浪人生数もそれ程増えていません。それは、受験を断念されているからでしょう。
発表を控え、どうしてもお話したい事は以上です。
最後迄読んで頂き有り難う御座いました。
弘中崇
モバイル弘中塾 講義コース
政策委員長談話「需給問題が歯科医師の質の低下に」/機関紙2017年6月1日号(№567)2面掲載