塾長コラム
第119回歯科医師国家試験前10日間の過ごし方|塾長コラム82 公開させて頂きました。
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各歯科大学生と既卒生のみなさん、こんにちは、弘中塾の弘中 崇です。
本日は
第119回歯科医師国家試験
――本番10日前から合否を分ける「過ごし方」のすべて
公開させて頂きました。どうぞ最後迄宜しくお願い致します。第119回歯科医師国家試験を目前に控えたこの時期、多くの受験生が同じ悩みを抱えています。
「何をすればいいのか分からない」「不安で集中できない」「今さら間に合うのだろうか」。
結論から申し上げます。
歯科医師国家試験は、残り10日間の過ごし方で結果が変わります。
それは知識量が劇的に増えるという意味ではありません。
知識の“使い方”と“安定性”が、この10日間で決まるからです。
本コラムでは第119回歯科医師国家試験を受験する皆さんに向けて、
直前10日間をどう設計し、どう過ごすべきかを、現実的かつ具体的に整理していきます。
1.第119回歯科医師国家試験10日前に「やってはいけないこと」
まず最初にこの時期に絶対にやってはいけないことを明確にします。
① 新しい教材・講座に手を出す
「この教材が良いらしい」「この動画を見ていない」
――直前期になると、こうした情報が耳に入ります。
しかし、新しい教材は不安を増やすだけです。
理解が浅く整理も追いつかず結局「できていない感」だけが残ります。
② 勉強時間を無理に増やす
10時間を12時間に、12時間を14時間に増やしても集中力と判断力は確実に低下します。
歯科医師国家試験は長時間耐久戦ではなく判断力の試験です。疲れた頭で勉強しても本番では再現されません。
③ SNS・周囲の受験生の情報に振り回される
「○○が出るらしい」「△△は捨てた」
他人の勉強法は、あなたの合否には一切関係ありません。
直前期に必要なのは、自分の勉強を信じ切ることです。
2.直前10日間の最大目的は「安定」です
この10日間の目的はたった一つです。
“本番で実力を再現できる状態”を作ること
歯科医師国家試験で不合格になる多くのケースは「知らなかった」ではなく「知っていたのに、取れなかった」 です。
焦って問題文を読み違える
二択で迷い、外す
ケアレスミスを連発する
これらはすべて、直前期の過ごし方の失敗から生まれます。
3.前10日間の基本設計(全体像)
まず10日間を3つに分けて考えます。
10~7日前:最終整理期
6~3日前:安定化期
2日前~前日:調整期
それぞれの役割を理解することが重要です。
4.【10~7日前】最終整理期の過ごし方
この期間は、「できること」と「できないこと」を確定させる時期です。
● やるべきこと
これまで間違えた問題の総点検
頻出分野・典型問題の再確認
自分が迷いやすい論点の洗い出し
ここで重要なのは“新しい知識を増やさない”ことです。
● 勉強の中身
一問一答
過去問・予想問題の見直し
まとめノートの確認
「見たことがある」「聞いたことがある」状態を、
“即答できる”状態に引き上げることを意識してください。
5.【6~3日前】安定化期の過ごし方
この時期から、点数はもう大きく伸びません。
しかし、落ちる確率は大きく下げられます。
● やるべきこと
勉強量を固定する
生活リズムを本番仕様にする
“できる問題”を落とさない訓練
特に重要なのは起床時間・食事時間・就寝時間を本番と同じにすることです。
歯科医師国家試験は「その時間帯に、正しい判断ができるか」を問う試験です。
6.【2日前~前日】調整期の過ごし方
この期間に無理をすると、すべてが崩れます。
● 前日にやってよいこと
軽い復習
まとめノートの流し読み
一問一答を少量
● 前日にやってはいけないこと
長時間勉強
難問への挑戦
徹夜・夜更かし
前日は、**“勉強したくなる自分を止める日”**です。
7.直前期に点数を落とす人の共通点
これまで多くの受験生を見てきて直前期に失敗する人には共通点があります。
「まだ足りない」と思い続ける
不安を解消するために勉強する
休むことに罪悪感を持つ
しかし、不安は勉強量では消えません。
不安は“整理”と“確認”でしか消えないのです。
8.歯科医師国家試験本番で実力を出すために
歯科医師国家試験当日に最も大切なのは**「いつも通りでいること」**です。
問題文は最後まで読む
迷ったら病態に立ち返る
分からない問題は深追いしない
直前10日間で整えた“型”をそのまま本番で再現してください。
9.既卒生への特別なメッセージ
既卒生にとってこの10日間は特に苦しい時期です。
「今年もだめだったらどうしよう」という思いが、頭を離れないでしょう。
しかし、ここで覚えておいてください。
歯科医師国家試験は過去ではなく“今のあなた”を判定します。
今年ここまで積み上げてきた時間は決して無駄ではありません。
残り10日間は自分を信じる準備の期間です。
10.まとめ:最後の10日間で合否は「必ず決まっていく」
歯科医師国家試験の合否は試験当日だけで決まるものではありません。
直前期に何を捨てたか
何を信じ切れたか
どれだけ安定した状態を作れたか
これらの積み重ねが当日の一問一問に反映されます。
どうか焦らず振り回されず**「今の自分ができる最善」**を淡々と積み重ねてください。
この10日間を正しく過ごした人は必ず本番で“やり切った”と思えるはずです。
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私共から【保護者の皆さまへ】
歯科医師国家試験直前の時期はご本人以上に保護者の皆さまが不安を抱えやすい時期でもあります。
ただ、この直前10日間に必要なのは新たな知識を詰め込むことではなくこれまで積み重ねてきた努力を本番で正しく発揮できる状態を整えることです。
生活リズムを守り過度に追い込まず落ち着いた環境を保つことは結果として得点の安定につながります。
どうかこの時期は勉強量や進捗を問い詰めるのではなくこれまでの努力を信じ静かに見守っていただければと思います。
歯科医師国家試験は一夜で決まる試験ではありません。
ここまで歩んできた道のりそのものがすでに大きな力になっています。
本当に1年間有難う御座いました。
弘中塾
弘中 崇
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歯科医師国家試験、歯科国試合格、歯科大学卒業・進級・留年、卒国試過去問、オンライン、CBT、歯科国試直前講習等をテーマに今後もコラム・よくある質問を公開させて頂く予定です。
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政策委員長談話「需給問題が歯科医師の質低下に」/機関紙2017年6月1日号(№567)2面掲載 (https://www.tokyo-sk.com/featured/10655/)



