よくある質問

今年、4年生で留年してしまいました。進級対策部について詳細を教えて下さい。

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各歯科大学生と既卒生のみなさん、こんにちは、弘中塾事務局からのお知らせです。

 

【歯学部4年生で留年してしまった方へ】

― 弘中塾・進級対策部のご案内 ―

近年、「今年4年生で留年してしまいました。どうすればよいでしょうか」というご相談を本当に多くいただくようになりました。
歯学部教育の流れが変化し、出席や小テスト、CBT・OSCEといった多面的な評価が進むなかで、例年よりも進級基準が厳しくなっている大学が増えています。

とくに私立歯学部では、6年間でストレートに卒業できる割合が約25%前後にとどまり全国的に見ても「留年が珍しくない時代」になっています。

留年と聞くと、どうしてもネガティブな印象を持ってしまうかもしれません。

ですが、実際に多くの学生さんを支援してきた経験から申し上げますと留年は「終わり」ではなく「立て直しの始まり」です。
一度立ち止まることで、自分の学び方を見直し、基礎から再構築できる貴重な時間になります。






■ 留年が起きる背景と今の学習環境

ここ数年、歯学部の学習スタイルは大きく変わりました。
オンライン授業の導入により理解度の個人差が広がったこと、また授業内試験・小テストが頻繁に行われることで学期全体を通じて管理が必要な体制になっています。
さらにCBTやOSCEなど、実践的な評価の比重も増し、単に暗記するだけでは通用しにくくなっています。

つまり「授業・試験・演習・臨床見学」のすべてを見通す力が求められているのです。
この複雑化に対応しきれず、気づかないうちに“理解の抜け”が広がっていくことが留年の主な要因のひとつです。






■ 弘中塾・進級対策部の取り組み

弘中塾の「進級対策部」では、そうした背景を踏まえて留年した学生が再び確実に前へ進むための仕組みを整えています。
まず最初に行うのは「現状の可視化」です。どの科目・単元で理解が止まっているのかを明確にし、そこから逆算してカリキュラムを組み直します。

1〜2年次基礎科目(解剖・生理・薬理など)に戻る必要がある場合もあれば4年次のCBT・臨床基礎領域で再構築すべき場合もあります。
科目別の専任講師が、それぞれの苦手分野を担当し、個別に学習進行を管理します。
「わかっていたつもり」や「勉強しているのに点が伸びない」といった問題を講師と一緒に“原因の言語化”から進めるのが特徴です。

また、再試験対策にも特化した短期集中プランを用意しています。
試験範囲が広く、どこから手を付けて良いかわからないという場合でも必要最小限の知識を効率よく加点できるよう整理し合格点に届くまで徹底してフォローします。






■ 進級対策部の目的は「再スタートの確実化」

弘中塾が進級対策部を設けている最大の理由は、「留年を一時的な停滞で終わらせないため」です。
多くの学生がこの期間に学習方法を見直し、次の年度では上位成績で進級しています。
学年を跨いだ指導によって再試験の克服だけでなく歯科医師国家試験までを見据えた“地盤づくり”を意識した指導を行っています。

基礎系から臨床系への橋渡しがスムーズになるよう理解を積み重ねながら進めていくのが特徴です。
過去の指導例では、CBTで不合格になった学生が翌年の本試験で高得点を取るなど「一度の留年を転機に成績を伸ばした」ケースが多数あります。






■ 留年は再挑戦の始まりです

弘中塾では、留年という出来事を「再出発のタイミング」と捉えています。
焦りや落ち込みは当然のことです。

しかし、それを正面から受け止め、行動に変えられた学生ほど強くなります。
大切なのは、「何を」「どの順に」「どんな方法で」取り戻すかを明確にすることです。

進級対策部では、学力面の指導に加え、生活リズムや計画管理のサポートも行っています。
特に、日々の勉強時間を記録しながら、講師と共有することで、自然と「自分の学びを客観的に見る力」が身につきます。
これは国家試験まで続く“自己管理力”の基礎にもなります。






■ 最後に

留年は、決して珍しいことではありません。
しかし、その一年をどう使うかで、今後の歯科医師人生は大きく変わります。
弘中塾・進級対策部では、単なる再試験対策にとどまらず、「歯科医師としての未来を再設計する時間」として共に歩んでいきます。

まずは、個別面談や体験授業で、現在の状況を一緒に整理してみてください。
今年の悔しさを、来年の成果に変えるための第一歩を、私たちが全力でサポートいたします。

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歯科医師国家試験、歯科国試合格、歯科大学卒業・進級・留年、卒国試過去問、オンライン、CBT、歯科国試直前講習等をテーマに今後もコラム・よくある質問を公開させて頂く予定です。

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政策委員長談話「需給問題が歯科医師の質低下に」/機関紙2017年6月1日号(№567)2面掲載 (https://www.tokyo-sk.com/featured/10655/) https://www.cato.or.jp/cbt/dentistry-cbt/index.html
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