塾 長 コ ラ ム 集


  「2013年7月を迎えて。」



 その28(2013/6/30 作成)


皆さん、こんにちは。弘中塾の弘中 崇です。

前回のコラムから、もう、2カ月余が経過しました。その間、勉強の進捗状況は、如何でしたか?

僕は、相変わらずの日々を、送っています。処で、色々な方から、フェイスブック、ツイッタ-をして下さいと、言われる事があるのですが、
PCには全く不案内で、今
は、考えていませんが、何れ、立ち上げてみたいと、思います。その時は、このコラムで、お伝えします。

さて、先日、或、地方都市に行った時、駅前で、市民マラソンをしていました。
参加選手の中には、元オリンピック選手も含まれており、とても盛大な大会でした。
縁あって、大会事務局の方から、市民マラソン当日迄の経緯を伺う事が出来ました。
事務局として、一番、苦労された事が、幾つかあったそうで、警備、コース選定、スポンサーへの依頼等々がありました。
僕は、中でも、コース選定のお話が、印象に残りました。
と、云うのは、幾つか、数ヶ月前に、コースを作成したのですが、決定的なポイントを通過点にしないと、その土地をめぐるにふさわしいマラソンには、
成らない。全く、ただ、走っているだけに成ってしまう。
それでは、何か物足りない、周りが見ていて、面白くないものに成ってしまうのではないかと、強く言われていました。

成る程、この事は、我々、卒試、国試、進級対策にも言える事ではないかと、痛感しました。
勉強とは、正に、漠然と進めるのでは無く、決められた時間の中で(およそ、
10カ月でしょうか?)、出来るだけ、しっかりとしたポイントを通過して、
が見ても、その道程なら、問題無しと、成る様な勉強と言いますか、日々の対策こそが、肝心であり、外せない要因だと、考えています。
決定的なポイントを通過すれば、自然と、形になってしまう。
もし、通過しなければ、最終の実力としては、とても不安定な結果になってしまうのではないか。こんな事を考えながら、帰路の新幹線に乗車しました。

処で、7月に入り、現役6年生の中には、卒試1回目が始まっている人もいると、聞きます。
その人は、出来るだけ、その
1回目で、高得点を目指して下さい。

例年、
789月は、春から進めた内容の復習と、秋から実施される模試に備えて(その復習も大切です。)、
11
月末には、全30教科に目処が付く様に仕上げて下さい。
中々困難な
事ですが、この3ヵ月を丁寧に進められたら、想像以上の結果が、模試にも表れます。
恐らく、
800番以下でしょうか?先ず、この順位を目標にして、今から、進めて下さい。
また、
106回国試問題を復習する時期でもありますが、その時は、過去3年分105104回)も合せて、年度毎の流れをしっかり掴んで下さい。
そうすれば、来年
度の予測もつきますし、教科書で調べる習慣も、強固に定着します。

僕の予測ですが、
107回の難易度は、昨年度以上に、オーソドックスでしょうし、教科書そのものから、出題されると言っても、良いでしょう。
即ち、昨年度と比較して、合格者最低点の切り上げが起こると、思います。
恐らく、
1.5点位でしょうか?

結果、合格者数が何人なのかは、前回のコラムでも申し上げましたが、論点には全く加味されません。
現在は、合格者数よりももっと、深刻で、大切な問題が山積しているので、そちらに視点があるのです。

僕の私見ですが、合格者最低点の切り上げは、国試浪人に照準を絞った方針と、思います。

それは、毎年、懲りずに過去問ばかりに執着した勉強しかしていない受験生に対して、
受験勉強とは、試験範囲を確認しながら、教科書で進めて、問題を解く事であり、解説文に下線を引いただけでは、実力には成らないですよと、
優しく問いかけているのではないか?

ですから、今一度、現役生の時に戻って、勉強の始まりを、思い出して欲しいです。

もうそれしか、今の国試を乗り切る方法は、無いでしょう。近い将来、その合格者最低点は、
70点以上に切り上がる筈です。
正に、国試多浪に対して、厳しい問いかけと言って良いです。

その時代が来る前に合格した方が良いと云うよりも、試験対策とは、そもそも、どの様なものなのかを、見つめて欲しいです。

先日の「週刊ダイヤモンド」にも、私立歯科大学が、大きく取れ上げられていました。御存知の方も多い筈です。
私自身も、私立出身ですが、是程迄に、現状が変わってしまったのか、もう、戻れない所に行ってしまったのかと、つくづく、痛感します。

戦後、百貨店、私鉄等と軌を同じく成長してきた業種と云うか、社会の一旦が、この数年間、総崩れです。
最後の順番として、歯科大学が来たのでしょう。時代の変化とスピードは、倍々ゲームの如く、早く、容赦ない程、冷徹です。

今、私立歯科大学の出口が、僕にも見えます。感傷論に終始せず、自身の事として、静かに、見届けたいと、思っています。



弘中塾 弘中 崇

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